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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 8695.51 (-113.79)・東1部売買高 20.77 (億株) ・同先物 8740 (-40) ・同売買代金 16,702 (億円) ・TOPIX 875.23 (-14.13) ・同時価総額 282 (兆円) ・東証2部 1987.76 (-9.32) ・値上がり 469 ・日経JQ 1094.35 (-6.32) ・値下がり 1142 ====================================================================== 12日の東京市場は続落。主力株を中心に売りに押された。外部環境の悪化 を背景に、終日軟調に推移した。日経平均は朝方の売り一巡後に急速に下げ 渋ったが、8800円を目前に失速。後場は狭いレンジのなかでもみあいとなった。 米国株式相場が大幅安となったことや、円高進行(特に対ユーロ)など、 外部環境が悪化したことを勘案すれば、下値の固さは評価できよう。日経平 均の日中値幅は208.3円と、3営業日連続で低下し、10月3日(161.6円)以来 の低水準。歴史的な乱高下を繰り返した10月の日中値幅は平均526円で、11月 も第1週は500円前後の乱高下を繰り返してきたが、今週に入り低下の一途を 辿っている。要因としては、主力企業の中間決算が峠を超えたことで業績悪化 が織り込まれつつあることや、米金融危機への警戒感が一時期に比べ薄らいだ ことなどが考えられる。 とはいえ、下値を買い支えているのは公的年金などによるPKOの側面が強そ う。東証1部の売買代金は1兆6000億円台と低迷しているのは、買いが入らない というよりも売り方が手控えていると見た方が妥当かもしれない。足元では景 況感がさらに悪化しているうえ、経営危機に揺れる米GMの動向次第では、再 び売り圧力が強まる可能性も否定できない。SQ週は、後場に先物主導で急落す る日をよくみかけるが、今回は特に大きな波乱はみられない。あすは、11月限 オプションの取引最終日となるが、週初からの流れを引き継ぎ無風で終えるの か、ひと波乱起きるか注目される。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず 日経ジャスダック平均 1094.35 -6.32 2170万株 192社 292社 108社 マザーズ指数 339.71 -5.02 167万株 73社 93社 18社 ヘラクレス総合指数 525.95 -7.72 541万株 65社 68社 21社 ====================================================================== 12日の新興市場は、日経ジャスダック平均は3日続落、マザーズ指数は4日 ぶりに反落、ヘラクレス指数も反落。全体相場の下げに連れ安する形で、新 興3指数は朝方から軟調なスタート。大きく売り込まれる場面はなく底堅さが 伺えたが、マザーズ市場の売買代金は83億円にとどまり、3市場合わせても 250億円程度の閑散相場でジャスダック市場やヘラクレス市場の値付け率も 低調。上にも下にも方向感を見出しにくい展開となった。 ジャスダック市場では、前日軟調だった楽天やMSCIに採用されたセブ ン銀に買戻しが入ったほか、ワークスAPやアーク、メデカJ、メイコー、 アクセルなどが上昇。フェローテックやJCOM、フィールズ、イリソ電子、 第一興商、ナカニシ、フルヤ金属などが下落した。 マザーズ市場では、サイバーAは微減の利益見通しが嫌気されストップ安。 ミクシィややngi、フルスピード、ACCESS、SMS、アクロディア、 OTS、Vテクなどがさえない。NPCやフリービット、日本風力開発、P ワークス、アルデプロ、エリアリンクなどは買われた。 ヘラクレス市場では、ダヴィンチや大証、日本通信、マネパ、BBネット、 ASSETといった上位銘柄が軒並み軟調で指数を押し下げた。ぐるなびや ガンホー、夢真、アパマン、CFI、オリコンなどは高い。 ≪NY株式相場は大幅に続落・消費や住宅不安で、ローン支援策も買い限定≫ □ダウ平均 :8693.96(▼176.58) □ナスダック :1580.90(▼ 35.84) □日経225先物:8555 (▼225:大証比) □為 替 : 97.55-65 □金価格 : 732.80(▼13.70) □WTI原油先物: 59.33(▼ 3.08) □売り :3020万株 □買い :1510万株 □売越し:1510万株 後場寄り前、北朝鮮が南北の軍事境界線を12月1日から閉鎖するとの情報が伝 わると、地政学リスクが高まり、先物主導で売りが強まった。香港ハンセン指数の 急落も上値を抑えた。ただ、為替が落ち着いていたこともあり、金融サミットを控 える中で積極的に売り込む動きはみられず、8700円前後でもみ合った。市場か らは「SQ(特別清算指数)算出を前に荒い動きもみられるが、買い材料がないか ら上に行けない」(中堅証券 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 7873|アーク | 177| 50| 39.37| 2| 8874|ジョイント | 241| 50| 26.18| 3| 3626|ITHD |1315| 200| 17.94| 4| 8972|ケネディ投 |197300| 29300| 17.44| 5| 8007|高島 | 133| 19| 16.67| 6| 9984|ソフトバンク |1445| 200| 16.06| 7| 8918|ランド |15150| 2000| 15.21| 8| 6741|日本信号 | 542| 67| 14.11| 9| 3229|コマーシャ投 |84700| 10000| 13.39| 10| 3104|富士紡HLDG | 102| 12| 13.33| ・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 5234|デイ・シイ | 190| -39| -17.03| 2| 2462|ジェイコム |129000|-21000| -14| 3| 8871|ゴールドクレ |1699| -249| -12.78| 4| 8986|リプラスレジ投 |68500|-10000| -12.74| 5| 8907|フージャース |6930| -1000| -12.61| 6| 7240|NOK | 718| -100| -12.22| 7| 6513|オリジン電気 | 306| -38| -11.05| 8| 2207|名糖産業 |1631| -200| -10.92| 9| 5301|東海カーボン | 466| -57| -10.9| 10| 3774|IIJ |112800|-13700| -10.83| 3404 三菱レイヨン 245 +25 急反発。昨日は、英化学大手の買収報道が、資金負担増などへの警戒を誘い、戻り 売りのきっかけ材料とされたが、本日はあらためて期待感を高める展開となってい る。UBSが中期の拡大戦略を高く評価として投資判断を格上げしていること、買 収資金は銀行借入れで賄うとしておりファイナンス実施への警戒感が後退している ことなどが買い材料に。UBSでは、同案件は10年越しの悲願であり、十分な検討 が経られていることから、隠れたリスクなどは極めて少ない印象と。 6366 千代建 505 +19 前場は急落で一時ストップ安まで下落。後場は一転して買い気配スタートとなる。 前引け後に中間決算を発表、営業利益は従来計画の50億円を上回る69億円となっ た。追加契約獲得交渉の早期決着、工事進捗の前倒しなどが上ブレの背景の模様。 通期予想は変更されていない。朝方から、業績下ブレを織り込みに行く動きが強ま っていたため、買い戻しの動きが急速に強まる状況へ。 3626 ITHD 1315 +200 ストップ高。昨日発表している中間決算の内容を評価、中間営業利益は94億円とな り、従来予想の80億円を大幅に上ぶれて着地。単純合算ベースでは前年同期比3.7倍 となっている。旧TISの好調が業績上ブレの背景。大和では、まずは妥当株価 1500円だが、金融市場の混乱収束後は2840-3020円が妥当レンジになろうと指摘して いる。 7873 アーク 177 +50 急伸でストップ高。前日に中間決算を発表、買い安心感につながる形へ。経常利益 は35.9億円で前年同期比37.6%増益、従来計画である30億円を上ぶれての着地とな った。第1四半期は8.1億円で同63.1%減益、中間期計画に対する進捗率も低かった ことから、計画達成はポジティブなインパクトを強めさせる格好に。 1972 三晃金属 288 +12 朝方から賑わう展開に。太陽光発電関連としてテーマ物色の流れが継続する格好。 本日は、太陽光など新エネルギーのコストの明示を電力会社に義務付けさせるなど の経済産業省の方針が伝わっていることが支援材料につながっている。また、家庭 や企業だけでなく、高速道路や空港、学校といった公的施設での導入を促す政府の 行動計画なども伝わっている。 ・自動車支援へ米政府・議会綱引き オバマ氏、大統領に対応要請 ・ヘッジファンド低迷続く 1―10月運用マイナス15%に ・台湾検察当局が陳前総統を拘束、逮捕を請求 機密費流用の疑い ・太陽光など新エネルギーのコスト、電気料金に明示・上乗せ ・世界のマネー伸び鈍化、米など大量供給も 金融機関投融資絞る ・来年度税制改正、景気テコ入れへ減税先行 自民税調論議開始 ・アーバンコーポ破綻前の重要情報、パリバが非開示促す ・住友鉱、比でのニッケル工場建設を1年延期 価格急落などで ・タカラトミーとバンダイ、中国委託先5分の1に削減 ・対日原油供給、サウジ5%削減 元売り各社に通告 ・米デル、「5万円パソコン」最大3割値下げ HPなどに対抗 ・パナソニック、世界最大級のナノテク研究所と提携 ・伊藤忠、米国でバイオマス発電 米最大級を3基建設 ・大成建設、遊休地の再開発提案 企業の不動産活用を支援 ・サントリー、ワタミに追加出資 介護市場など開拓 ・太陽熱温水器が復調 今年の販売台数、4年ぶり増加の公算 ・三菱レ、英化学大手買収を発表――1月までに全株取得 ・近鉄、09年3月期の連結純利益14%減――不動産・流通の採算悪化 ・栗田工業、半導体洗浄に使う超純水から過酸化水素を除去 ・ゼンテックの4-9月期、最終赤字70億円に迫る ・CCCの4-9月期、純利益74%増 ・近ツー、今期最終赤字46億円に下方修正 旅行収入が低迷 ・DOWA、4―9月期の連結純利益56%減――亜鉛中心に収益減 ・ノリタケ、4―9月期最終赤字7億5000万円 ・米デル、低価格PC最大3割値下げ 米HP・東芝に対抗 ・栗本鉄、今期最終赤字167億円に 子会社の再編で特損 ・洋ゴム、今期最終赤字26億円 北米市場で販売低迷 ・コジマ、今期最終黒字6億円に下方修正 ・英ソニー・エリクリソンが初の首位 携帯電話の顧客満足度調査 ・パナソニック電工、LED照明器具の品ぞろえを1.8倍に 09年春 ・日揮の4―9月期、純利益3%増 選別受注徹底が奏功 ・住商、ボリビアの鉱山権益買い増しを交渉 ・オンキヨー、破綻した米大手家電量販店向け債権6億6000万円 ・富士火、通期の連結最終損益が18億円の赤字に ・三井住友海上の4―9月期、連結純利益125億円に下方修正 ・太平洋セメ、今期連結最終赤字70億円 期末配は未定に変更 ・国際石開帝石、今期純利益13%減に 原油下落で下方修正 ・ワタミの4―9月期、経常益56%増 アルコール飲料値上げ奏功 ・ワタミ、130万株上限の自社株取得枠設定 12日の時間外で取得 ・大平金の4―9月期、純利益52%減 ニッケル価格下落で採算悪化 ・セイコーHD、今期純利益84%減に 景気悪化で販売低迷 ・NTTドコモ、インドの携帯電話事業者タタに出資で最終合意 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.12 18:57:08
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