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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 7924.24 (-79.86)・東1部売買高 20.26 (億株) ・同先物 7880 (-160) ・同売買代金 15,043 (億円) ・TOPIX 788.88 (-10.31)・同時価総額 256 (兆円) ・東証2部 1896.62 (-16.14)・値上がり 642 ・日経JQ 1068.35 (-7.38) ・値下がり 937 ====================================================================== 4日の東京市場は反落。後場下げに転じ、再び8000円の大台を割り込んだ。 米国株高を背景に、日経平均は朝方100円超上昇したが、戻り待ちの売りが 多く上値は重い。後場は米ビックスリーの破綻リスク懸念から下げに転じる と、先物主導で下げ幅を拡大した。 既存店売上が好調な小売や、円高・原油安メリットの内需ディフェンシブ 系が堅調に推移しているが、これだけでは力不足の感は否めない。時価総額 や指数寄与度が大きい国際優良株(特にハイテク、自動車)で、安値更新が 続出する惨状では、下値模索を余儀なくされても致し方がないだろう。 財務省が4日発表した7-9月期の法人企業統計によると、全産業(金融機関 を除く)の設備投資は前年同期比13.0%減の12兆1035億円と、6四半期連続の 減少。比較可能な2002年7-9月期以降で、最大の減少幅を記録。内訳は、製造 業が前年同期比0.9%減で2003年1-3月期(22四半期ぶり)の前年割れ、非製 造業は同20.3%の大幅減。会計基準の変更によるリース業の落ち込みが最大 の要因とはいえ、製造業がマイナスに転じたことも響いた。 今夜の米国市場では、再建計画を提出した米ビックスリーの動向がカギを 握りそうだ。既にGMとクライスラーが、巨額の米政府融資を得る最後の手 段として、プレアレンジ型手続きによる破産法申請の受け入れを検討してい ると報じられているが、公聴会の開催で事態がどのように進展するのか固唾 をのんで見守りたい。また、欧州ではECB理事会が開催される。0.5%程度の 大幅利下げが行われる公算が大きく、今後の利下げ余地に関しても言及する のか否か、また株式相場・為替相場がどう反応するかも注目されよう。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず 日経ジャスダック平均 1068.35 -7.38 2697万株 168社 310社 120社 マザーズ指数 301.71 -5.50 123万株 41社 125社 17社 ヘラクレス総合指数 482.02 -8.50 184万株 40社 99社 11社 ====================================================================== 4日の新興市場は、日経ジャスダック平均とマザーズ指数は3日続落、ヘラ クレス指数は4日続落。新興3指数は寄り付きこそ小高く推移したが、手掛か り材料不足から、ほどなく売りに転じた。マザーズ市場の売買代金は80億円 を割り込むなど、ネット関連銘柄の不調が目に付いた。 ジャスダック市場では、セブン銀やJCOM、フェローテック、デジタル ガレージ、フルヤ金属、IBダイワなどが下落。楽天やマクドナルド、ワー クスAP、自己株取得枠の設定が好感された幻冬舎などが上昇。上場初日の シイエムシイは公募価格を19%下回る1540円で初値を付け、その後も軟調に 推移した。 マザーズ市場では、サイバーAやミクシィ、フリービット、ngi、アク ロディア、NPC、SMS、ザッパラスなど主力銘柄は軒並み安い。ACC ESSや日本風力開発、USJ、GCAなどに買いが入った。 ヘラクレス市場では、ヤフーとの業務提携を手がかりにマネパがストップ 高。オリコンやソディックハイ、ASSETなどが堅調な一方、大証やぐる なび、ダヴィンチ、ハドソン、アールテック、プレステージなどが売られた。 ≪NY株式相場は大幅続伸・引け前の金融株高で、経済指標悪化も≫ □ダウ平均 :8591.69(△172.60) □ナスダック :1492.38(△ 42.58) □日経225先物:8175 (△135:大証比) □為 替 : 93.25-35 □金価格 : 770.50(▼12.80) □WTI原油先物: 46.79(▼ 0.17) □売り :3310万株 □買い :1460万株 □売越し:1850万株 昼ごろに米GM(ゼネラルモーターズ)が事前合意の破産法の適用申請を検討し ているとの情報が伝わり、今晩の米株安を見越した売りが強まった。円高で1ドル =93円台を割り込んだことや、アジア株が伸び悩んだこともあり、日経平均は下 げ基調を強める場面もあった。市場からは「GMの破産は前から懸念されていた内 容であり、債権処理が迅速に進むというポジティブな側面もある。ただ、この相場 ではネガティブな面しか目に入らず、降りかかる火の粉から逃れようとする動きが 優勢となるのは仕方がない」(岩井証券 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 1786|オリエ白石 | 3| 2| 200| 2| 5233|太平洋セメント | 136| 19| 16.24| 3| 6791|コロムビア | 31| 4| 14.81| 4| 2726|パル | 849| 90| 11.86| 5| 9412|スカパーJ |38350| 3950| 11.48| 6| 5016|新日鉱HD | 285| 29| 11.33| 7| 2432|DeNA |233100| 23100| 11| 8| 5232|住友大阪セメ | 193| 18| 10.29| 9| 5407|日新製鋼 | 143| 13| 10| 10| 7993|サンウエーブ | 144| 13| 9.92| ・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 5721|エスサイエンス | 5| -1| -16.67| 2| 8888|クリード |10700| -1800| -14.4| 3| 8591|オリックス |4480| -750| -14.34| 4| 6486|イーグル工業 | 256| -40| -13.51| 5| 6773|パイオニア | 158| -23| -12.71| 6| 8029|ルック | 69| -10| -12.66| 7| 6764|三洋電機 | 148| -21| -12.43| 8| 8972|ケネディ投 |138400|-18100| -11.57| 9| 4651|サニックス | 77| -10| -11.49| 10| 8874|ジョイント | 133| -17| -11.33| 2593 伊藤園 1237 -97 軟調。前日に中間決算を発表、11月11日に下方修正を発表済みであり、営業利益は 139.3億円から70億円に変更されていた。中間期実績は修正数値並みで着地したが、 通期予想は214億円から101億円にまで下方修正、下ブレは織り込まれていたもの の、想定以上の減額幅となりネガティブなインパクトが強まる格好。モルガンが投 資判断を格下げしたほか、メリル(900円)、JPM(830円)、CS(640円)など 目標株価引き下げの動きが目立っている。 9983 Fリテイ 11710 +920 大幅続伸。引き続き、11月の既存店売上の好調に対して評価が高まっている状況。 本日は、大和が投資判断を「4」から「3」に格上げ、KBCが「セル」から「ホ ールド」格上げなど観測されている。ちなみに、昨日は野村が投資判断を「2」か ら「1」に格上げしたほか、UBSが13000円、GSが12500円、メリルが14800円に まで目標株価を引き上げている。 6370 栗田工業 2250 +145 大幅高。野村が投資判断を「3」から「2」に格上げしていることが買い材料につ ながっている。今期営業利益予想の95%が超純水販売やメンテなどのサービス事業 であり、機械事業のなかで業績の安定感は非常に高いことを評価している。今後も セクター内での下方修正が相次ぐと見られる状況下、相対的な投資魅力は増したと している。 5233 太平洋セメント 136 +19 急伸。CSでは投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を160円としてお り、評価材料につながっている格好。CSでは、原材料価格上昇の悪影響一巡、米 国・中国の大規模公共投資への期待などで、来期業績はV字回復と見込んでおり、 来期営業利益は93%増益を予想しているようだ。なお、CSでは住友大阪セメント も新規に「買い」推奨へ。麻生首相が追加財政出動に前向きと伝わっていること も、同セクターには買い材料と捉えられる。 5016 新日鉱HD 285 +29 買い気配から急伸。新日石との経営統合報道が伝わっている。石油元売りトップと6 位の経営統合で、統合後は国内3分の1のシェアを握る圧倒的なトップ企業となる。 統合比率などは未定であるが、新日石も大幅高となっており、スケールメリット期 待など再編の動き自体を評価する展開となっている。 ・マイクロソフト、日本で来年「Xbox360」に動画配信 ・ビック3再建、いばらの道 市場回復前提、1500万台見込む ・サハリン1、開発側が一部売却提案 ガスプロムは全量購入 ・新日石と新日鉱HDが経営統合 来秋メドに、持ち株会社 ・首相、追加財政出動に前向き 歳出抑制路線、一時棚上げ ・国の出先機関、ほぼ存続 地方分権委員会の2次勧告概要 ・個人向け国債、販売最低に 今年度2兆円程度、計画を4兆円下回る ・金融庁、REITの一斉調査開始 資金繰りなど重点的に ・パナソニック、三洋の買収価格上げ 1株130円前後提示 ・ソフトバンク、NTT東西と提携交渉 光回線を代理販売 ・西友、地域最安値を「約束」 他社チラシ持参で値引き ・オリエンタルランド、大阪で劇場運営 11年開業、首都圏外で初 ・積水化、オランダで自動車ガラス用の樹脂膜原料生産を倍増 ・日本貨物航空、747新型機導入遅れ ボーイングのスト影響 ・英BBC、日本で番組ネット配信 245作品、高画質で提供 ・伊藤忠・ドコモなど5社、携帯向け放送で新会社 多チャンネル対応 ・昭和シェル、電気自動車用充電器をスタンドに設置 ・東芝、石炭火力のCO2分離・回収の実証プラント建設 ・キユーピー、カット野菜主力工場の生産能力を2倍に ・NEC、日本NCR製POS端末を販売 スーパー向けに ・ケネディクR、オフィス賃料据え置き 市況悪化で ・エスエス、2009年12月期に最大600万株の自己株消却 ・DOWA、DEレシオなど財務改善を加速 ・三菱重、2009年3月期末の有利子負債6%増 ・AIGスター・エジソン買収、T&Dも名乗り ・大分キヤノン、請負社員など1200人削減 年内にも ・東京個別指導学院 学習塾の開設を再開 5年後に300教室 ・シミック、医療機関のIT化支援 開発業者と提携 ・東京カソード研、半導体検査器具の主力品を中国に生産移管 ・積水化学、オランダで自動車ガラス用の樹脂膜原料生産を倍増 ・アパマンショ、70億円の最終赤字 前期 ・TBS、平日午後6時から2時間をニュース番組に 09年4月 ・固定電話網維持負担を8.4円に、NTT系なども引き上げ発表 ・ビックカメラ、株式評価損14億円を計上 9-11月 ・イハラサイエ、4日の時間外取引で最大90万株の自社株を取得 ・伊藤園の今期、純利益59%減 一転減益に 野菜飲料など不振 ・日産自、米国で資金調達約440億円 ローン債権でABS発行 《新規上場》 2185 シイエム・シイ 公開価格1900円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.04 20:14:02
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