1月18日大引け
10,913.30円
前日比
+303.66円
出来高概算
38億6,508万株
ドル円相場1ドル= 89.98円
長期国債先物価格= 144.25円
JGB10Y=0.750%(+0.020%)、
JGB5Y=0.150%(-0.005%)、
JGB20Y=1.760(+0.025%)(15:00現在)
本日の日経平均は大幅続伸。早朝に約2年7カ月ぶりとなる1ドル90円台まで急速に円安が進行した事を受け、日経平均は約200円高となる大幅高でスタートした。その後も、前日の米国株高が下支えとなり、日経平均は10,800円台前半で確りと推移した。後場に入ってからは先物主導から一段高の展開となった。大引けにかけては来週の日銀金融政策決定会合での追加緩和期待を背景に、日経平均は10,900円を回復し、結局、年初来高値となる303円高の10,913円で本日の取引を終了した。
物色面では、東証1部の85%強の銘柄が上昇する全面高の商状となった。追加緩和期待などから為替が大幅に円安に振れた事を受け、景気敏感株全般が総じて強い動きとなったほか、バルチック指数が約5%上昇した事を好感し、川崎船など海運株の上昇が目立った。個別では、株式市場の活況からJPXがストップ高と大幅続伸となったほか、今期業績の上振れ期待からウエストHDが4日続伸となった。
半面、B787の運航停止問題からANAとJALが売られたほか、新株予約権付社債の発行による希薄化懸念からABCマートが下落率トップとなった。
値上がり銘柄は1,473、値下がり銘柄数は152
◎ダウ工業株
13596.02(+84.79)↑0.63%
◎ナスダック
_3136.00(+18.46)↑0.59%
◎NY原油先物
__95.49(+1.25)
◎NY金先物
1690.80(+7.60)
◎寄付前の外資系動向
売 1390万株
買 2520万株
差 1130万株の買い越し
市場からは「来週の日銀金融政策決定会合で、目先材料出尽くしになったとして
も、乗り遅れた投資家の買い余力があり、調整は軽微にとどまるのではないか。政
府・日銀の政策期待は続くとみられ、円安に伴う輸出企業の業績に対する期待もあ
り、相場を支えるだろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。
◇ 東証第一部売買高上位銘柄
売買高(千株) 終値(円) 前日比(円)
1 みずほ (8411) 319,511 173 +6
2 マツダ (7261) 237,927 220 +23
3 三菱UFJ (8306) 117,878 484 +13
4 東芝 (6502) 107,717 371 +24
5 シャープ(6753) 94,119 344 +6
◇ 東証第一部売買代金上位銘柄
売買代金(百万円) 終値(円) 前日比(円)
1 ソニー (6758) 91,023 1,149 +125
2 トヨタ自(7203) 58,679 4,300 +90
3 三菱UFJ (8306) 56,712 484 +13
4 みずほ (8411) 54,643 173 +6
5 マツダ (7261) 51,012 220 +23
◇ 東証第一部株価変動率上位銘柄
[値上がり銘柄] 上昇率 終値(円)
1 ミヨシ油脂(4404) 25.47% 133
2 JPX (8697) 14.14% 5,690
3 丸善CHI (3159) 13.33% 272
4 NSユナ海運(9110) 13.08% 147
5 川崎船 (9107) 13.07% 173
[値下がり銘柄] 下落率 終値(円)
1 アゴーラHG (9704) -8.70% 21
2 ABCマート (2670) -6.28% 3,360
3 エコナックHD(3521) -6.00% 47
4 KLab (3656) -2.97% 490
5 BML (4694) -2.80% 2,188
3593 ホギメディ 4,105 -15
反落 医療用キット製品の寄与で3Q累計業績の進ちょく率は高水準。
3091 ブロンコB 2,396 +226
大幅続伸 営業力強化で今期は過去最高益の連続更新を目指す。
6494 NFK-HD 92 +4
大幅反発 子会社が海外プラント向け加熱炉の大型案件を受注。
2131 アコーディア 82,800 +1,700
堅調 12月の既存ゴルフ場売上高は3カ月連続前年割れも。
4684 オービック 18,730 +440
7日続伸 3Q累計として2年ぶりの過去最高益という観測報道で。
2670 ABCマート 3,360 -225
大幅安 新株予約権付社債の発行で希薄化懸念。
3382 7&I-HD 2,675 +8
4日続伸 セブンイレブンが3月に四国初進出へ。
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最終更新日
2013.01.18 17:04:02