専業トレーダー　DaTsU

3月6日大引け
11,932.27円
前日比
+248.82円
出来高概算
29億9,129万株
ドル円相場1ドル=　93.18円
長期国債先物価格=　145.06円　　
JGB10Y=0.670%(+0.010%)、
JGB5Y=0.110%(±0.000%)、
JGB20Y=1.565%(+0.020%)（15：00現在）
本日の日経平均は5営業日続伸。前日のＮＹダウが最高値を更新するなど欧米株式が上昇したことを好感し、朝方の日経平均は11,800円台で取引を開始した。その後は高値警戒感もあり売り買いが交錯、11,800円台前半でもみ合う展開となった。後場に入ると、アジア株式が堅調に推移していたことから上げ幅を拡大、日経平均は11,900円台を回復した。その後は利益確定売りに押される動きもみられたもの、大引けにかけては再び上値を試し、結局日経平均はほぼ高値引けとなる248円高の11,932円で大引けを迎えた。尚、TOPIXは08年10月3日以来となる1,000ポイントを回復した。
物色面では、日経平均に影響度の高いファーストリテイ、ソフトバンクなどが強含み、2銘柄で日経平均を約115円押し上げた。個別では、韓サムスンから出資を受けることが伝えられたシャープが値を飛ばしたほか、DRAM価格が採算水準を上回ったとの報道を好感し東京エレク、スクリーンなど半導体関連株が上昇した。また、前日に各地で規定量を超えるPM2.5が観測されたことを受け関連銘柄が賑わい、防塵マスク製造を手掛ける重松製や興研などがストップ高となった。
半面、HDD関連の日本電産が小安く推移したほか、DENA、ネクソンなどSNS関連が甘い動きに終始した。
値上がり銘柄は1,294、値下がり銘柄数は304


◎ダウ工業株
14253.77（＋125.95）△0.89％
◎ナスダック
_3224.13（＋_42.10）△1.32％

◎ＮＹ原油先物
__90.82（＋0.70）
◎ＮＹ金先物
1574.90（＋2.50）


◎寄付前の外資系動向
売 1580万株
買 1920万株
差 _340万株の買い越し


市場からは「先物中心の動き。ＳＱに絡み、権利行使価格１万２０００円が意識さ
れているようだ。あす、この水準を超えてくるようだと先物にヘッジ買いが入ること
になろう。ただ、１月、２月とＳＱ前後にボックス入りした経緯があり、今回も同様
なケースが考えられる。一時期に比べてボリュームがついてこなくなり、目先達成感
につながる可能性があろう」（銀行系証券）との声が聞かれた。


◇ 東証第一部売買高上位銘柄

売買高(千株) 終値(円) 前日比(円)
1 シャープ (6753) 227,435 341 +42
2 みずほ (8411) 227,255 205 +/-0
3 三菱UFJ (8306) 76,687 535 +8
4 野村 (8604) 70,278 562 +8
5 マツダ (7261) 64,100 280 +7



◇ 東証第一部売買代金上位銘柄

売買代金(百万円) 終値(円) 前日比(円)
1 シャープ (6753) 78,280 341 +42
2 トヨタ自 (7203) 69,295 4,830 +95
3 ソフトバンク (9984) 53,952 3,740 +240
4 ファーストリテ(9983) 48,473 28,940 +2,170
5 みずほ (8411) 46,885 205 +/-0



◇ 東証第一部株価変動率上位銘柄

[値上がり銘柄] 上昇率 終値(円)
1 神栄 (3004) 39.37% 177
2 新日科学 (2395) 24.88% 2,008
3 安田倉 (9324) 21.12% 1,325
4 DI (4310) 18.50% 164,000
5 ドワンゴ (3715) 18.05% 329,000



[値下がり銘柄] 下落率 終値(円)
1 日本紙 (3893) -7.41% 1,513
2 電算 (3640) -4.49% 2,720
3 日配飼料 (2056) -4.20% 137
4 タツタ線 (5809) -3.93% 636
5 井関農 (6310) -3.72% 336


6753 シャープ 341 +42
3日ぶりに反発　韓国サムスンが出資との報道を受けて。

1766 東建コーポ 6,350 +950
一時ストップ高で5連騰　人員増強や審査管理徹底で5－1月期営業益2.3倍。

7466 ＳＰＫ 1,707 +79
約5年6カ月ぶり高値　円安効果による来期増益で16期連続増配の観測。

6752 パナソニック 672 +11
続伸　「パナソニック東京汐留ビル」を売却へ。

3046 ジェイアイエヌ 4,770 -60
続落　2月度既存店売上高は前年同月比51.9％増。

6267 ゼネパッカー 235 -7
軟調　上期の費用増加で今期営業益8500万円に半減。

3715 ドワンゴ 329,000 +50,300
ストップ高　ネット選挙解禁への思惑　特番イベントを材料視。