4月5日大引け
12,833.64円
前日比
+199.10円
出来高概算
64億4,912万株
ドル円相場1ドル= 96.35円
長期国債先物価格= 144.02円
JGB10Y=0.525%(+0.090%)、
JGB5Y=0.165%(+0.035%)、
JGB20Y=1.135%(±0.000%)(15:00現在)
本日の日経平均は3営業日大幅続伸。前日に日銀の新たな金融緩和策が発表された事を好感し、朝方の日経平均は約250円高で始まった。その後も、急激に下値を切り上げ2008年8月以来の13,200円台を回復する場面も見られた。ただ、買い一巡後は、上げ幅をやや縮め、13,000円台で売り買いが交錯する商状が続いた。後場に入ってからは、2度のサーキットブレイカー発動となるなど債券先物が乱高下したことが市場心理を冷やし、日経平均は下値を切り下げる展開となった。大引けにかけても週末の米雇用統計を見極める動きから、一段安となり日経平均はほぼ安値引けとなる199円高の12,833円で取引を終了した。
物色面では、金融緩和策を好感し、三井不や菱地所などの不動産株が一時ストップ高となったほか、メガバンクを筆頭に金融株にも強い物色が向かった。また、中国の鳥インフルエンザ感染拡大懸念から大幸薬品がストップ高となった。
半面、長期債の金利低下から運用利回りの悪化が懸念された第一生命などの保険株が軟調に推移した。個別では、急激な円安進行が嫌気されたニトリが大幅反落となったほか、過熱感からファーストリテイが朝高後マイナス圏に沈んだ。
値上がり銘柄は1,288、値下がり銘柄数は370。
◎ダウ工業株
14606.11(+55.76)△0.38%
◎ナスダック
_3224.98(+_6.38)△0.19%
◎NY原油先物
__93.26(─1.19)
◎NY金先物
1552.40(─1.10)
◎寄付前の外資系動向
売 1640万株
買 4230万株
差 2590万株の買い越し
◇ 東証第一部売買高上位銘柄
売買高(千株) 終値(円) 前日比(円)
1 みずほ (8411) 1,058,051 209 +3
2 三菱UFJ (8306) 333,044 607 +29
3 東電力 (9501) 185,440 296 +3
4 野村 (8604) 177,463 602 +23
5 マツダ (7261) 173,348 298 +9
◇ 東証第一部売買代金上位銘柄
売買代金(百万円) 終値(円) 前日比(円)
1 みずほ (8411) 228,004 209 +3
2 三菱UFJ (8306) 206,117 607 +29
3 三井住友 (8316) 152,345 4,150 +190
4 アイフル (8515) 118,324 771 +44
5 トヨタ自 (7203) 113,951 5,090 +165
◇ 東証第一部株価変動率上位銘柄
[値上がり銘柄] 上昇率 終値(円)
1 大幸薬品 (4574) 28.90% 1,338
2 東建物 (8804) 21.22% 857
3 ダイビル (8806) 19.14% 1,438
4 ヒューリック(3003) 19.08% 936
5 三住トラスト(8309) 16.70% 531
[値下がり銘柄] 下落率 終値(円)
1 ポイント (2685) -14.33% 4,185
2 日本紙 (3863) -10.00% 1,206
3 T&DHD (8795) -8.67% 938
4 SONY FH (8729) -8.01% 1,194
5 第一生命 (8750) -6.36% 110,500
市場からは「3日間で1200円以上(5日取引時間中ベース換算)の上昇となり、
週末要因に3月米雇用統計を控え、ポジションを落とす動きが出た。きのうの積極緩
和を受けた債先買い、株先買い、円売りのポジションを巻き戻す動きとなり、(後場
の上げ幅縮小は)短期的な需給要因によるところが大きい。あすの米雇用統計が下ブ
レし、NY株が下落すれば、週明けの日本株も連鎖安の可能性はあるが、押し目には
海外勢の買いが続くのではないか」(銀行系証券)との声が聞かれた。
3382 7&I-HD 3,400 +310
一時ストップ高 コンビニ好調とPB強化で今期営業益15%増3400億円。
3046 ジェイアイエヌ 5,110 +250
大幅高 花粉用も好調で今期営業益67億円に増額修正。
6305 日立建 2,070 +99
大幅続伸 円安効果で今期営業益830億円とコンセンサス大幅上振れ観測。
2685 ポイント 4,185 -700
ストップ安 今期営業益4%増もコンセンサス下回る 希薄化も懸念。
8815 東急不 1,086 +150
ストップ高 ドイツ証が目標株価引き上げ 日銀の金融緩和を受けて。
8750 第一生命 110,500 -7,500
大幅安 JPモルガンが投資判断「Neutral」へ引き下げ。
8166 タカキュー 505 -10
後場一段安 円安などでコスト増え今期営業益24%減。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.04.05 16:59:39