9月18日大引け
14,505.36円
前日比
+193.69円
出来高概算
30億8,950株
ドル円相場1ドル=99.21円
長期国債先物価格=143.71円
JGB10Y=0.705%(-0.005%)、
JGB5Y=0.265%(+0.005%)、
JGB20Y=1.640%(±0.000%)(15:00現在)
本日の日経平均は大幅反発。先物主導で上げ幅を拡大して、一時314円高となったが、FOMC結果公表を前に、大引けにかけてはポジション調整の売りに押される展開となった。
米主要3指数が上昇したことを受けて、朝方の日経平均は買い先行で取引を開始した。その後も、先物や主力株中心の断続的な買いが入ったうえ、外部環境の改善などが支援材料となり投資家心理が好転したことで、前場は上げ幅を拡大する展開となった。
後場に入っても、先物主導で上値を追う動きとなり、上げ幅は一時314円となった。ただ、今晩にFOMC結果公表を控えていることや大幅上昇に対する高値警戒感が意識され、徐々に上げ幅を縮小した。一方、寄り値近辺に迫る水準では押し目を拾う動きがみられ、相場の底堅さを保ったまま大引けを迎えた。結局日経平均は193円高の14,505円で本日の取引を終えた。
物色面では、みずほFGや野村HD、アイフルといった金融株が商いを伴って上昇したほか、商船三井や郵船などの海運セクターが堅調に推移。また、ファーストリテイなどの値がさ株に資金流入の動きがみられた。そのほか、東京ゲームショウ開催を控えて、ガンホーやコロプラといったゲーム関連株の一角が後場に入って一段高となった。個別では、DRAM価格上昇で半導体メーカーが増産するとの思惑から、東エレクが5.3%高と続伸した。
半面、外資系証券が投資判断を引き下げた鹿島や大成建などの大手ゼネコン株が冴えなかったほか、鉄建や世紀東といった低位建設株も利益確定売りに押されて大幅安となった。また、北海電や関西電などの電力セクターが弱かった。個別では、鋼材価格の引き上げが想定よりも小幅になったことが嫌気され、東製鉄が3.9%安と3営業日続落で取引を終えた。
値上がり銘柄数は1,083、値下がり銘柄数は557
◎ダウ工業株
15529.73(+34.95)△0.23%
◎ナスダック
_3745.69(+27.85)△0.75%
◎NY原油先物
_105.42(─1.17)
◎NY金先物
1309.40(─8.40)
◎寄付前の外資系動向
売 1770万株
買 1890万株
差 _120万株の買い越し
市場からは「1万4500円を超えたあたりから、ロスカット的な買い戻しを誘ったと
みられるが、それが一巡すれば、FOMCを前にした利益確定売りに押されやすく
なる。いずれにしろ、FOMCの結果を受けて米国株がどう反応するかが注目される」
(銀行系証券)との声が聞かれた。
■東証1部売買代金上位(株価:円)
NF日経レバ連動型上場投信:9370円(△220円)(△2.4%)
みずほFG:219円(△4円)(△1.86%)
ソフトバンク:6500円(△140円)(△2.2%)
トヨタ自動車:6330円(△90円)(△1.44%)
三菱UFJ FG:642円(△11円)(△1.74%)
アイフル:1018円(△62円)(△6.49%)
野村HLDG:786円(△16円)(△2.08%)
三井住友FG:4820円(△80円)(△1.69%)
KDDI:4775円(▼25円)(▼0.52%)
三井住友建設:119円(▼3円)(▼2.46%)
■東証1部上昇率上位(株価:円)
東亜建設工業:224円(△41円)(△22.4%)
ランド:20円(△3円)(△17.65%)
シー・ヴイ・エス・ベイエリア:265円(△36円)(△15.72%)
エス・サイエンス:8円(△1円)(△14.29%)
日本カーバイド工業:352円(△42円)(△13.55%)
テイクアンドギヴ・ニーズ:21620円(△2180円)(△11.21%)
サンワテクノス:1024円(△103円)(△11.18%)
アコム:3370円(△325円)(△10.67%)
日鉄鉱業:550円(△53円)(△10.66%)
ティアック:63円(△6円)(△10.53%)
■東証1部下落率上位(株価:円)
デイ・シイ:763円(▼112円)(▼12.8%)
鉄建建設:317円(▼39円)(▼10.96%)
東洋埠頭:302円(▼35円)(▼10.39%)
世紀東急工業:138円(▼13円)(▼8.61%)
大豊建設:277円(▼26円)(▼8.58%)
浅沼組:139円(▼12円)(▼7.95%)
巴コーポレーション:558円(▼46円)(▼7.62%)
三栄建築設計:893円(▼69円)(▼7.17%)
東都水産:242円(▼18円)(▼6.92%)
ボルテージ:972円(▼68円)(▼6.54%)
8035 東エレク 4,690 +235
大幅に3日続伸 DRAM上昇で思惑 パソコン用DRAMのスポットが一段高。
2461 ファンコミ 4,000 +330
急反発 7年半ぶり高値 モバイル向けがPC向け逆転し8月66.9%増収。
4571 ナノキャリア 290,000 +27,000
大幅に5日続伸 台湾の製造会社に出資 ミセル化ナノ粒子製剤を製造。
4586 メドレックス 2,770 +427
一時ストップ高 リドカインテープ剤についての特許を日本で取得。
4585 UMNファーマ 4,225 +700
ストップ高 台湾・中国のインフルエンザHAワクチン商業化で基本合意。
4552 JCR 1,523 -400
ストップ安 EPO製剤の権利がグラクソ・スミスクラインから返還。
3333 あさひ 1,624 -71
軟調 PB商品や電動アシストなど好調で上期営業益5%増も下振れ。
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最終更新日
2013.09.18 16:05:07