11月26日前引け
15,511.43円
前日比
-107.70円
出来高概算
11億3,845万株
ドル円相場1ドル=101.51円
長期国債先物価格=144.86円
JGB10Y=0.630%(-0.005%)
JGB20Y=1.510%(-0.005%)(11:30現在)
前場の日経平均は4営業日ぶりに反落。円安一服や急ピッチな上昇に対する反動などから利益確定売りが優勢となっているものの、下値では押し目買いが入るなど下げ幅は限定的となっている。
円安基調の一服や直近上昇による高値警戒感などが重しとなり、日経平均は朝方から売り先行で始まった。その後も下げ幅を広げる場面もあったが、15,500円を割り込む水準では押し目を拾う動きもみられ、前引けにかけては下げ渋りの展開に。本日は手掛かり材料に乏しいこともあり、前場の日経平均の値幅は65円に留まるなど、狭いレンジでもみ合いの動きとなっている。
物色面では、このところ商いを伴って上昇していたソフトバンク株が反落となったほか、円安一服を受けてトヨタやソニーなどの主力輸出関連株も甘い。またオリックスや野村などの金融株や日鉄住金や郵船などの市況関連株も冴えない。個別ではレオパレス21や日ケミコンなど昨日引け後に公募増資を発表した銘柄の下げがきつい。
半面、ブリヂストンやデンソーなどの自動車部品関連株が強く、ジェイテクトやタカタなどは年初来高値を更新。そのほか業績期待が根強いDICや住精化なども新値追いの動きとなっている。個別ではがん治療薬に参入すると報じられた富士フイルムが賑わいをみせ、熊谷組や五洋建、鉄建といった低位建設株にも物色が向かっている。また、昨日初値をつけたじげんが朝安後、高値を更新する展開となり、売買代金は全市場で四番目の規模に膨らんでいる。
値上がり銘柄数は516、値下がり銘柄数は1,091
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最終更新日
2013.11.26 12:06:01