9月9日前引け
15,752.58円
前日比
+47.47円
出来高概算
10億4,669万株
ドル円相場1ドル=106.09円
長期国債先物価格=146.12円
JGB10Y=0.535%(+0.010%)
JGB5Y=0.160%(+0.005%)
JGB20Y=1.340%(+0.010%)
(11:30現在)
前場の日経平均は続伸。円安進行を好感し、上昇してスタートしたものの、買いは続かず、日経平均は寄り値が高値となるなど、伸び悩む展開となっている。
米国株はまちまちに推移したものの、円が対ドルで約5年11ヵ月ぶりの水準まで下落したことから、朝方の日経平均は買い先行で取引を開始。その後は、売り買いが交錯し、15,800円台手前でもみ合う動きとなった。その後も高値圏での小動きが続いたが、10時45分頃に先物に断続的な売りが出たことから、日経平均は一時15,700円台前半まで下落する場面も見られた。前引けにかけては15,700円台半ばで推移し、結局47円高の15,752円で前場の取引を終えている。
物色面では、米アップル社による新商品発表への期待感から、ソフトバンクやKDDIなどの通信株、TDKや村田製などの電子部品株が買われているほか、円安を背景に、ホンダや富士重、パナソニックなどの輸出株も堅調に推移している。また、enishやガンホー、KLabなどゲーム関連株の一角が強い。個別では、シンガポールで大型案件を受注したと伝わった五洋建や、総務省のオープンデータ実証事業を受託したと発表した豆蔵が賑わい、今期純利益が前年比2.1倍になる見通しだと発表した九電工が18年ぶりの高値水準まで上昇している。
半面、菱地所や住友不などの不動産株が小甘く、JVCKWやパイオニアなどの自動運転関連銘柄、大成建やグリコ、花王などの内需関連株も下落している。そのほかでは、太平洋セメや日本コンなど建材株の一角が冴えない動きとなり、ビックカメラや7&I-HDなどの小売関連株も軟調に推移している。
値上がり銘柄数は746、値下がり銘柄数は907。
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最終更新日
2014.09.09 12:03:14