9月12日前引け
15,970.50円
前日比
+61.30円
出来高概算
17億3,908万株
ドル円相場1ドル=107.24円
長期国債先物価格=145.42円
JGB10Y=0.570%(+0.005%)
JGB20Y=1.390%(+0.010%)
(11:30現在)
前場の日経平均は5営業日続伸。NYダウの下落を背景にマイナス圏でスタートしたものの、先高観から買いが入りすぐにプラス転換した後は、上値を試す展開となっている。
米主要3指数がまちまちの動きとなったことから、朝方の日経平均は小安い水準で取引を開始。ただ、売り一巡後は、円安進行と共に買いの流れが強まり、寄り付きを安値に、すぐに上げに転じた。その後も、主力株を中心とした幅広い銘柄に買いが入り、利益確定売りをこなしながら徐々に上げ幅を拡大した。前引けにかけては高値圏で底堅く推移し、結局61円高の15,970円で前場の取引を終えている。
物色面では、円が対ドルで約6年ぶりの安値水準にあることから、トヨタや富士重、エプソンなどの輸出株、アドバンテや東エレク、日東電などのハイテク株が上昇しているほか、ソフトバンクや三井不などの内需株、コマツやクボタなどの機械株が強い。また、洋ゴムや浜ゴムなどのタイヤ株が底堅く、ZMPが自動運転車の研究開発に使う新型の試作機を発売したと伝わったことから、アイサンテクノのほか、クラリオンやJVCKWなどのスマートカー関連株が買われている。個別では、昨日引け後に株式分割と、綜合臨床HDとの業務提携を発表したメドピアがストップ高買い気配で寄らず、本日発売の四季報に記載されているコメントを好感し、マイクロニクスが大幅高となっている。
半面、鹿島や五洋建などの建設株が冴えない動きとなり、川崎船や商船三井などの海運株、コロプラやKLabなどのゲーム株が下落している。個別では、足元賑わいを見せていた今仙電機が利益確定売りに押されているほか、昨日大引け後にシーイーシーと資本提携を解消したと発表したエルミックが大幅安となっている。
値上がり銘柄数は875、値下がり銘柄数は773。
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最終更新日
2014.09.12 12:06:08