5月21日前引け
20,289.67円
前日比
+93.11円
出来高概算
12億5,371万株
ドル円相場1ドル=121.12円
長期国債先物価格=147.28円
JGB10Y=0.400%(+0.010%)
JGB5Y=0.100%(+0.005%)
JGB20Y=1.185%(±0.000%)
(11:30現在)
前場の日経平均は5営業日続伸。良好な地合いを引き続き好感し、上昇してスタートした後も、利益確定売りをこなしながら高値圏で底堅く推移している。
先月開催されたFOMCの議事要旨を受け、米国の早期利上げ観測が遠のいたことなどから、朝方の日経平均は買い優勢で取引を開始。寄り付き後も、好業績銘柄を中心に幅広い銘柄が買われ、日経平均の上昇幅は一時100円を超える場面も見られた。その後は、足元4営業日で600円超上昇していることから、一段と上値を追う動きは限定的となったものの、日本企業の好業績を評価した買いや中国株の上昇などが下値を支え、日経平均は20,200円台後半で推移した。前引けにかけても確りした地合いが続き、結局93円高の20,289円で前場の取引を終えている。
物色面では、三菱UFJFGや野村HD、T&DHDなどの金融株が底堅く、東電をはじめ中部電や関西電など電力株の上昇が目立つ。また、三井不や住友不などの不動産株が強含み、パナソニックやミネベアなど好業績銘柄のほか、三菱商や伊藤忠などの商社株も買われている。個別では、英ロールス・ロイスから航空エンジン部品を受注したと伝わった住友精が大幅高となり、韓国子会社がディズニーの現地ライセンスの取得を発表したACCESSが値を飛ばしている。
半面、牧野フやクボタなどの機械株が甘く、アルプスや村田製などの電子部品株が小緩んでいる。そのほかでは、ヤフーやGMO、一休などのネット関連株が軟調に推移し、大林組やNIPPOなどの建設株も冴えない動きとなっている。
値上がり銘柄数は876、値下がり銘柄数は844。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.05.21 12:04:53