5月22日前引け
20,172.15円
前日比
-30.72円
出来高概算
10億3,915万株
ドル円相場1ドル=120.92円
長期国債先物価格=147.21円
JGB10Y=0.415%(+0.010%)
JGB5Y=0.105%(+0.005%)
JGB20Y=1.205%(+0.005%)
(11:30現在)
前場の日経平均は6営業日ぶりに小反落。外部環境の落ち着きなどを背景に上昇してスタートしたものの、その後は売りに押されマイナス転換、日経平均は小安い水準で推移している。
債券市場の落ち着きや良好な米小売企業の決算内容を好感し、朝方の日経平均は小高い水準で取引を開始。ただ、高値警戒感などから上値を追う動きは限定的となり、寄り付き直後に高値をつけた後は上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈んだ。その後も薄商いの中、方向感に欠ける取引が続き、日経平均は前日終値を挟んで推移した。前引けにかけては膠着状態となり、結局30円安の20,172円で取引を終えている。
物色面では、三菱UFJFGやT&DHD、SBIなどの金融株が冴えない動きとなっているほか、ソニーや任天堂、JTなど欧州での売上げ比率が高い銘柄が軟調に推移している。また、グリコや明治HD、キユーピーなど食品株の下落が目立つほか、個別では、筆頭株主が保有株の一部を売却すると伝わったすかいや西武HDが急落している。
半面、トヨタ紡織や豊田合成、東海理化などトヨタ系の自動車部品株が強く、国際帝石や石油資源などの石油関連株が上昇している。そのほかでは、日東電や太陽誘電などの電子部品関連株が堅調に推移し、DMG森精や牧野フなどの機械株が底堅い。個別では、外資系証券が目標株価を引き上げたダイキンが買われ、ザラ場中に15/12期上半期業績見通しを増額修正した山陽商が急伸している。
値上がり銘柄数は770、値下がり銘柄数は947。
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最終更新日
2015.05.22 12:00:58