5月25日大引け
20,413.77円
前日比
+149.36円
出来高概算
20億5,248万株
ドル円相場1ドル=121.57円
長期国債先物価格=147.15円
JGB10Y=0.420% (+0.010%)
JGB5Y=0.110% (+0.005%)
JGB20Y=1.205% (±0.000%)
(15:00現在)
本日の日経平均は7営業日続伸。ドル高円安を追い風に上昇してスタートした後も、終日強含みで推移し、日経平均は終値ベースで20,400円台を回復した。
週末の欧米株式市場は冴えない動きだったが、イエレン米FRB議長の講演を受け、円が対ドルで121円台半ばまで下落したことを好感し、朝方の日経平均は買い先行で取引を開始。寄り付き後も好業績銘柄を中心に幅広い銘柄が買われ、日経平均はジリ高歩調を辿った。後場に入ると、埼玉北部を震源地とした地震の発生により、一時先物主導で上げ幅を縮小する場面も見られたが、下落幅は限定的となり、その後すぐに切り返した。大引けにかけては一段高となり、結局ほぼ高値引けとなる149円高の20,413円で取引を終えた。
物色面では、トヨタや富士重、ジェイテクトなどの自動車関連株、ソニーやパナソニック、日東電などのハイテク株が終日強含みで推移したほか、三井不や住友不などの不動産株が確りで推移した。また、東電や北海電などの電力株が値を飛ばし、伊藤忠や双日、兼松など商社株の上昇が目立った。個別では、国内証券が投資判断を2段階引き上げた三菱重が買われ、LINE向けゲームが世界向けにリリースされたと伝わったイマジニアがストップ高となった。
半面、日立やNECなど電機株の一角が冴えない動きとなり、サイバーエージや一休などのネット関連株も軟調に推移した。そのほかでは、アサヒやカルビー、サントリーBFなどの食品株、日テレHDやTBSHD、フジHDなどの放送株が売りに押され、個別では、公募増資実施による希薄化懸念からプリマハムが急落した。
値上がり銘柄数は1,073、値下がり銘柄数は656。
2337 いちごHD 338.0 +17.0
3日ぶり急反発 ドイツ証が新規「Buy」 バランスの良い成長に期待。
3762 テクマトリックス 843.0 +79.0
大幅に5日続伸 中期経営計画を発表 18.3期に営業利益23.5億円目標。
4644 イマジニア 2,620.0 +500.0
ストップ高 「LINE リラックマころろんパズル」をリリース。
5981 東京綱 241.0 +16.0
急反発 5カ年の新中期経営計画を策定 営業利益78億円を目標。
9509 北海電 1,294.0 +79.0
大幅続伸 三菱UFJMSが目標株価引き上げ 16.3期に経常黒字転換へ。
2372 アイロムHD 2,202.0 +400.0
ストップ高 iPS細胞の作製に関する特許を日米で取得。
4838 Sシャワー 488.0 +80.0
ストップ高 フジ・メディアHDと資本・業務提携 64万株割り当て。
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最終更新日
2015.05.25 15:40:30