ギリシャで銀行の預金引き出し制限など資本規制が導入されることが明らかになり、国民の間では、財政破綻への懸念が急速に高まった。
28日夜には、アテネ中心部の現金自動預け払い機(ATM)の前に預金を下ろす人々の姿が途切れることなく続いた。
国営アテネ通信によると、政府は混乱に備え、アテネなどで警察当局に警備強化を要請。同日夜、アテネの市街地のATM周辺では、巡回する警官の姿が目立った。一方、市民はバイクに乗って、紙幣が残っているATMがないか探し回っていた。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.06.29 14:43:04