8月12日前引け
20,495.40円
前日比
-225.35円
出来高概算
12億8,864万株
ドル円相場1ドル=125.18円
長期国債先物価格=147.92円
JGB10Y=0.370%(-0.025%)
JGB5Y=0.080%(-0.005%)
JGB20Y=1.150%(-0.020%)
(11:30現在)
前場の日経平均は続落。欧米株安を背景に売り優勢でスタートした後はやや下げ渋ったが、中国人民元基準値の下落が伝わった後は、先物主導で急速に下値を切り下げ、日経平均の下落幅は200円を超えている。
欧米株が冴えない動きとなったことから、朝方の日経平均は小安い水準で取引を開始。寄り付き後も売り買いが交錯し、日経平均は概ね20,600円台前半で推移した。ただ、10時15分に中国人民銀行が発表した人民元基準値が前日比で下落していたことから、その後は先物に売りが嵩み、日経平均は一気に20,400円近くまで下げ幅を拡大。前引けにかけても安値圏で軟調に推移し、結局225円安の20,495円で前場の取引を終えている。
物色面では、JFEHDやコマツなどの中国関連株、住友鉱や大阪チタ、三菱商などの資源関連株が弱く、ソニーや村田製などのハイテク株、ホンダやトヨタ紡織、デンソーなどの自動車関連株も軟調に推移している。また、コーセーやミツコシイセタン、共立メンテなどインバウンド消費関連株の下落が目立ち、明治HDやヤクルトなどの食品株も売りに押されている。
半面、大成建や五洋建などの建設株が堅調に推移しているほか、スクエニHDやカプコンなどゲーム関連株の一角も上昇している。そのほかでは、九州電や関西電などの電力株、菱地所や三井不などの不動産株が底堅く、個別では、昨日引け後に良好な1Q業績を発表したセイコーHDやテンプHDが大幅高となっている。
値上がり銘柄数は407、値下がり銘柄数は1,362。
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最終更新日
2015.08.12 11:54:29