8月18日前引け
20,574.18円
前日比
-46.08円
出来高概算
9億8,103万株
ドル円相場1ドル=124.43円
長期国債先物価格=147.85円
JGB10Y=0.385%(-0.005%)
JGB20Y=1.150%(-0.010%)
(11:30現在)
前場の日経平均は小反落。米国株高を好感し、上昇してスタートした後は、寄り値近辺でもみ合い推移が続いていたが、前引けにかけては先物主導で下値を切り下げる動きとなっている。
米主要3指数が揃って上昇した流れを引き継ぎ、朝方の日経平均は買い優勢で取引を開始。ただ、国内は手掛かり材料に欠ける中、明日、米FOMC議事録の発表を控えていることもあり、一段と上値を追う動きは限定的となった。その後も薄商いの中、方向感に欠ける取引が続き、日経平均は概ね20,600円台前半で推移した。前引けにかけては先物主導ながら20,600円台を下回り、結局46円安の20,574円で前場の取引を終えている。
物色面では、三菱UFJFGやT&DHDなどの金融株が確りで推移しているほか、ソニーやアルプスなどハイテク株の一角も底堅い。また、清水建や鹿島などの建設株、アウトソシングやnms、SMSなどの人材関連株が買われ、国内証券が目標株価を引き上げたセイコーHDやカシオ、シチズンなど時計株の上昇が目立つ。個別では、ジェネリック医薬品21品目の製造販売承認を取得した日医工が5.0%高となり、外資系証券が業績予想を上方修正したアコムが商いを伴って上昇している。
半面、JXや国際帝国石など石油株の下落が目立ち、九州電や関西電などの電力株が冴えない動きとなっている。そのほかでは、ファーストリテイやイオン、Jフロントなどの小売り株が軟調に推移し、個別では、米食品医薬品局から警告書を受け取ったことが伝わり、オリンパスが売りに押されている。
値上がり銘柄数は924、値下がり銘柄数は829。
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最終更新日
2015.08.18 11:58:58