9月30日大引け
17,388.15円
前日比
+457.31円
出来高概算
25億8,315万株
ドル円相場1ドル=119.94円
長期国債先物価格=148.16円
JGB10Y=0.345%(+0.015%)
JGB5Y=0.060%(+0.005%)
JGB20Y=1.125%(+0.020%)
(15:00現在)
本日の日経平均は3営業日ぶりに大幅反発。昨日の大幅下落の反動から、17,000円台を回復する水準でスタートした後も買い安心感が広がり、上値を追う展開が続いた。
昨日の急落の反動から自律反発機運が高まり、朝方の日経平均は買い先行で取引を開始。寄り付き後も、主力株を中心に幅広い銘柄に買い戻しが入り堅調推移が続いた。買い一巡後は、17,200円台で一進一退の動きとなったが、後場に入ると上値を試す展開となり、上げ幅は一時500円を超えた。大引けにかけては利益確定売りに押され、やや伸び悩んだものの、結局457円高の17,388円で本日の取引を終えた。
東証1部全銘柄の9割超が上昇する全面高商状となった。日米2国間の自動車協議で、日本製自動車部品の8割以上の関税を撤廃する見込みとなった事を受け、富士重やトヨタ紡織などの自動車関連株が賑わった。そのほか、三菱UFJFGなどの銀行株、NTTなどの通信株、ソニーなどのハイテク株の上昇が目立った。個別では、昨日引け後に業績の上方修正を発表したフォスタ電が8.5%上昇。また、米ペイパルの決算サービスを導入することが伝わったニッセンHDも大幅高となった。
半面、リクルートHDや学情などの人材サービス関連株の一角が逆行安となったほか、スギHDやあさひなど小売関連株の一部も売られた。個別では、先週末に発表された業績の下方修正を引き続き嫌気し、アルパインが大幅安。また、4-9月期の営業利益が過去最高を更新する見通しが伝わったキッコーマンは、買い先行でスタートしたものの、その後は利益確定売りに押された。
値上がり銘柄数は1,714、値下がり銘柄数は154。
6794 フォスタ電 2,381.0 +186.0
3日ぶり急反発 上期上方修正・増配 製造拠点合理化で人件費抑制。
8248 ニッセンHD 202.0 +26.0
3日ぶり急反発 米ペイパルと協力 中国向けに決済サービス売り込む。
4185 JSR 1,718.0 +92.0
急反発 外資系証券が新規「Buy」 通期計画下方修正で悪材料出尽くしへ。
4344 ソースネクスト 451.0 +34.0
急反発 バックアップソリューション老舗の米Acronisと業務提携。
8585 オリコ 202.0 +11.0
急反発 上期上方修正で一転営業増益 貸倒関係費が期初想定下回る。
2914 J T 3,695.0 -266.0
大幅に3日続落 レイノルズの米国外たばこ買収で買収価格が高いとの見方広がる。
5612 鋳鉄管 183.0 -12.0
大幅に3日続落 通期下方修正で一転営業減益 水道用鋳鉄管の販売量減少。
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最終更新日
2015.09.30 15:43:31