10月22日大引け
18,435.87円
前日比
-118.41円
出来高概算
18億4,240万株
ドル円相場1ドル=119.69円
長期国債先物価格=148.45円
JGB10Y=0.310%(-0.005%)
JGB5Y=0.055%(±0.000%)
JGB20Y=1.075%(-0.010%)
(15:00現在)
本日の日経平均は3営業日ぶりに反落。朝安後は押し目買いで前日終値近辺での推移となっていたが、後場に入って幅広い銘柄が売られ18,500円を割り込んだ。
米国株式市場の続落に加え、昨日の大幅上昇の反動から寄り付きは売り優勢となり、18,500円台を割り込んでのスタートとなった。売り一巡後は景気敏感株への押し目買いで前日終値近辺での小動きが続いていたが、後場に入って売り圧力が強まり、一時178円安の18,376円まで下押す場面もあった。大引けにかけてやや戻したものの、結局118円安の18,435円で本日の取引を終えた。
物色面では、大成建や大林組などの建設株が利食い優勢となり、アステラス薬やエーザイなどの薬品株が弱い。昨日発表された訪日外国人客数は高水準であったが、ラオックスや一休などのインバウンド関連は弱いものが目立ち、アコムやアイフルなどのノンバンクも反落した。個別では前日大引け後に通期業績の下方修正を発表したTOWAが18%超の急落となり、同じく下方修正のIHIも10%超の大幅安。市場予想より弱い上半期業績が報道された富士フイルムが反落したほか、朝方買われた日電産は後場下げに転じた。
半面、TDKやアルプスなど電子部品の一角が高く、伊藤忠や丸紅などの商社株が買われた。昨日活況のJVCKWやクラリオンなど自動運転関連もしっかり。アサヒやヤクルトなど食品株が全般強含み、新日鉄やJFEなどの鉄鋼株や三菱マや住友鉱などの非鉄株が続伸となった。個別では昨日大引け後に上方修正を発表したオービックが急反発し、米国でのM&Aを発表したトレンドが堅調。上半期決算が好調だった新電工が高い。
値上がり銘柄数は571、値下がり銘柄数は1,170。
4684 オービック 6,110.0 +420.0
3日ぶり急反発 通期純利益予想を上方修正 償却債権取立益を計上。
6391 加地テック 402.0 +44.0
大幅続伸 通期営業益予想を上方修正 受注環境好転や採算改善で。
3043 モジュレ 1,028.0 +150.0
ストップ高 通期純利益予想を上方修正 債権譲渡で税負担軽減。
3682 エンカレッジ 2,422.0 +283.0
急反発 上期上方修正で一転営業増益 保守サポートサービス好調。
4461 一工薬 384.0 +23.0
大幅続伸 上期上方修正で一転営業増益 高付加価値品が好調。
7013 IHI 329.0 -39.0
急反落 通期下方修正で一転営業減益 海洋構造物がさらに採算悪化。
6315 TOWA 633.0 -144.0
一時ストップ安 通期営業益予想を減額 半導体製造装置の需要低迷。
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最終更新日
2015.10.22 15:37:29