国内生命保険大手の日本生命保険は28日、豪州大手銀行「ナショナルオーストラリア銀行」(NAB)の保険事業を買収することで、NAB側と合意したと正式発表した
買収額は約24億豪ドル(約2040億円)で、日本生命にとっては海外で経営権を握る初の買収案件となる。
発表によると、NABが保険事業を分社し、新会社に日本生命が8割、NABが2割を出資する。NABとは今後20年間の販売契約を結んだ。豪州での保険販売は銀行窓口が主力の販路で、NABの窓口での販売ルートを活用する。2016年9~12月に買収手続きの完了を目指す。
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最終更新日
2015.10.28 14:43:44