2月23日前引け
16,126.44円
前日比
+15.39円
出来高概算
11億6,751万株
ドル円相場1ドル=112.25円
長期国債先物価格=151.70円
JGB10Y=-0.015%(-0.010%)
JGB5Y=-0.175%(+0.005%)
JGB20Y=0.655%(-0.025%)
(11:30現在)
前場の日経平均は小幅に続伸。欧米株高を背景に買い優勢でスタートした後は利益確定の売りなどに押され一時マイナス圏に沈んだものの、前引けにかけて切り返している。
欧米株が全面高となったことを好感し、朝方の日経平均は買い優勢で取引を開始。寄り付き後も主力株を中心に幅広い銘柄に買いが先行し、一時上げ幅は200円超まで広がった。ただ、買い一巡後は対ドルで円が上昇したことなどを背景に投資家心理が悪化、上げ幅を縮めた。その後は、前日終値付近で方向感に欠ける取引が続いたが、前引けにかけては小じっかりで推移し、結局15円高の16,126円で前場の取引を終えている。
物色面では、アルプス(6770)や日東電(6988)などの電子部品株が強含み、JFEHD(5411)や新日鉄住(5401)などの鉄鋼株に見直し買いが入っている。また、原油価格の上昇を好感し、国際帝石(1605)や日揮(1963)などの石油関連株の上昇が目立つほか、三菱商(8058)や三井物(8031)などの商社株も騰勢を強めている。個別では、昨日引け後にペプチド(4587)と共同研究契約を締結したと発表したJCRファーマ(4552)がしっかり。また、発行済株式総数に対し3.27%にあたる自己株式取得を発表したフジクラ(5803)が7%超上昇している。
半面、明治HD(2269)やアサヒ(2502)などの食品株が弱含みで推移し、大成建(1801)や大林組(1802)などの建設株も安い。また、JR西日本(9021)や東急(9005)など電鉄株が軒並み安となっているほか、三井不(8801)や東急不HD(3289)などの不動産株も軟調。個別では、外資系証券がレーティングを引き下げた野村HD(8604)が3営業日続落。また、昨日引け後に公募増資を発表したイーレックス(9517)が希薄化懸念から急落している。
値上がり銘柄数は603、値下がり銘柄数は1,222。
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最終更新日
2016.02.23 12:11:41