3月23日前引け
17,041.82円
前日比
-6.73円
出来高概算
8億1,871万株
ドル円相場1ドル=112.25円
長期国債先物価格=151.62円
JGB10Y=-0.085%(+0.015%)
JGB5Y=-0.205%(+0.015%)
JGB20Y=0.370%(+0.030%)
(11:30現在)
前場の日経平均は小反落。ドル安円高が一服したことなどを好感し買い先行で取引を開始した後は、前日終値を挟み方向感の乏しい値動きとなっている。
ベルギーで発生した連続テロで投資家心理が悪化したなか、円安ドル高となったことを好感し買い先行で取引を開始。寄り付き後は売りに押されマイナス圏に沈んだものの、17,000円に接近する場面では押し目買いが入るなど底堅く推移した。前引けにかけては狭い範囲で方向感の乏しい展開となり、結局6円安の17,041円で前場の取引を終えている。
物色面では、村田製(6981)やアルプス(6770)などの電子部品株が弱含み、NTT(9432)やNTTドコモ(9437)などの通信株も冴えない。また、三菱商(8058)や三井物(8031)などの商社株が一斉安となっているほか、GMOPG(3769)やMonotaRO(3064)などネット関連株の一角も売られている。個別では、創業者の佐野氏が執行役から解任されるなど内部紛争の再燃が嫌気されCOOK(2193)が大幅反落となっている。
半面、ファーストリテイ(9983)やニトリHD(9843)、アダストリア(2685)などの小売り関連株が強含み、東電(9501)や関西電(9503)などの電力株もしっかり。また、昨日のザラ場中に鹿島(1812)が大幅に通期業績計画を上方修正したことを引き続き好感し、大林組(1802)や東急建設(1720)など建設株に広く物色の矛先が向かっている。そのほか、自動車各社が自動運転で共同研究に乗り出すと伝わり、ベリサーブ(3724)やアートスパーク(3663)、アイサンテクノロ(JQ4667)など自動運転関連株が堅調。個別では、東証マザーズから1部への市場変更が発表されたラクーン(M3031)が値を飛ばしている。
値上がり銘柄数は804、値下がり銘柄数は986。
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最終更新日
2016.03.23 12:02:22