3月30日前引け
17,047.01円
前日比
-56.52円
出来高概算
8億5,771万株
ドル円相場1ドル=112.43円
長期国債先物価格=151.89円
JGB10Y=-0.100%(-0.010%)
JGB5Y=-0.235%(-0.005%)
JGB20Y=0.395%(-0.015%)
(11:30現在)
前場の日経平均は続落。米国要人発言を受けドル安円高が進行したことを嫌気し、売り先行でスタートした後は、マイナス圏で方向感に欠ける推移となっている。
米国主要3指数は揃って上昇したものの、イエレンFRB議長のハト派的な発言を受けドル安円高が進行したことを背景に、朝方の日経平均は続落してスタート。寄り付き後は17,000円を挟み方向感の乏しい展開が続いたものの、その後は徐々に下げ渋る展開に。ただ、前引けにかけては先物主導で再び弱含み、結局56円安の17,047円で前場の取引を終えている。
物色面では、三菱UFJFG(8306)や三井住友FG(8316)など銀行株が弱含み、村田製(6981)やアルプス(6770)などの電子部品株も冴えない。また原油価格の下落を嫌気し、国際帝石(1605)や日揮(1963)など石油関連株が軟調推移となっているほか、新日鉄住(5401)やJFEHD(5411)など鉄鋼株が売りに押されている。個別では、昨日引け後に今期の純利益予想を下方修正した味の素(2802)が大幅安。また、国内証券がレーティングを引き下げた第一生命(8750)が2.6%下落している。
半面、良品計画(7453)やニトリHD(9843)などの内需消費関連株が強含み、NTT(9432)やNTTドコモ(9437)などの通信株も堅調。また、SMS(2175)やアウトソシング(2427)など人材サービス関連株の上昇が目立ったほか、NTTデータ(9613)や日ユニシス(8056)などのITサービス関連株もしっかり。個別では、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスと資本・業務提携すると伝わった日立物流(9086)が大幅高。また、昨日発表された新中期経営計画を好感し、オリンパス(7733)が反発している。
値上がり銘柄数は759、値下がり銘柄数は1,055。
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最終更新日
2016.03.30 12:03:13