ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>が排ガス不正問題の解決に向けた枠組みで米当局と合意したと、複数の関係者が20日明らかにした。
関係者によると、VWは米国の排ガス不正対象車の最大50万台を買い取る方向で合意。さらに、米当局が認めれば、不正車の修理を行う可能性もあるが、米環境保護庁(EPA)が不正車が修理可能と判断するかは定かではない。
VWは21日にサンフランシスコ連邦地裁で行われる公聴会で、排ガス不正対象車の解決策で米当局と大筋合意したと表明する見通しだが、合意の詳細までは発表しないとみられる。同地裁の判事は21日までに合意するよう、VWと当局に指示していた。
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最終更新日
2016.04.22 14:30:02