9月27日前引け
16,490.41円
前日比
-54.15円
出来高概算
10億5,275万株
ドル円相場1ドル=100.72円
長期国債先物価格=152.05円
JGB5Y=-0.215%(-0.015%)
JGB10Y=-0.070%(-0.005%)
JGB20Y=0.380%(+0.005%)
JGB30Y=0.495%(+0.010%)
(11:30現在)
前場の日経平均は3営業日続落。昨日の欧米安を受けて売り先行でスタートした後は、米大統領候補の演説を睨みながら下げ幅を縮小している。
昨日は、ドイツ銀行不安の再燃を背景に欧米株式市場が下落し、この流れを引き継いで、朝方の日経平均は売り優勢で取引を開始した。寄り付き後は1ドル=100円台前半まで円が強含んだことや、マイナス金利深堀り懸念から金融株が軟調推移となり、日経平均は16,300円を割り込む場面もあった。売り一巡後は、米大統領候補者のTV討論会において、クリントン候補がクリーンエネルギー推進という前向きな話を進める中、時間外で米株先物がプラスに転じたことを手掛り材料に、前引けにかけて日経平均は下げ渋った。結局54円安の16,490円で前場の取引を終えている。
物色面では、第一生命(8750)やT&DHD(8795)などの保険株が軟調推移となっているほか、三菱UFJFG(8306)や三井住友FG(8316)などの銀行株も冴えない展開となっている。そのほか、大和証G(8601)や野村HD(8604)などの証券株も売られており、金融株が総じて弱い。個別株では、昨日引け後に17年3月期の業績予想を下方修正しただいこう(8692)が急落している。
半面、国際帝石(1605)や住友鉱(5713)などの資源関連株が堅調推移となっているほか、森永乳(2264)や明治HD(2269)などの食品株も逆行高となっている。個別株では、投資ファンドによる買収合戦の思惑からさが美(8201)が連日で急騰しているほか、17年度にがん幹細胞を治療する新薬を発売すると報じられたことで大日住薬(4506)も大幅高となっている。
値上がり銘柄数は587、値下がり銘柄数は1,241。
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最終更新日
2016.09.27 12:02:43