12月2日前引け
18,425.45円
前日比
-87.67円
出来高概算
13億9,284万株
ドル円相場1ドル=113.87円
長期国債先物価格=150.40円
JGB5Y=-0.095%(+0.005%)
JGB10Y=0.045%(+0.015%)
JGB20Y=0.485%(+0.015%)
JGB30Y=0.605%(+0.015%)
(11:30現在)
前場の日経平均は3営業日ぶりに反落。円高進行を受けて売り先行でスタートした後も、週末に重要イベントを控えて膠着感が強く、マイナス圏でのもみ合いが続いている。
朝方にドル円が1ドル=113円台に押し返されたことで、本日の日経平均は売り優勢で取引を開始した。その後も、今夜の米雇用統計、日曜日のイタリアの国民投票を前に投資家の様子見姿勢が強く、積極的な売買は限られた。下値では日銀によるETF買い期待を背景とした押し目買いも見られたものの、勢いは限定的で、前引けにかけても方向感なくもみ合い、結局87円安の18,425.45円で前場の取引を終えている。
物色面では、金利上昇を背景に三菱UFJFG(8306)や三井住友FG(8316)などの銀行株が堅調に推移しているほか、野村HD(8604)や松井証(8628)などの証券株も賑わっている。そのほか、IR法案成立の公算が大きいとの見方が広がっていることで、金銭機(6418)やオーイズミ(6428)などのカジノ関連銘柄も騰勢を強めている。個別では、リチウムイオン電池寿命を大幅に向上させる新技術を開発したとの発表を手掛りに買いが続いている安永(7271)がストップ高となり、アナリストの評価引き上げが相次いだクラリオン(6796)が急騰している。
半面、森永菓(2201)や明治HD(2269)などの食品株が軟調に推移しているほか、KDDI(9432)やNTTドコモ(9437)などの通信株も弱含んでいる。そのほか、米アップルが「iPhone7」の発注を減らすと報じられたことで、アルプス(6770)や村田製(6981)などのアップル関連株が売り込まれたほか、東エレク(8035)やスクリン(7735)などの半導体関連銘柄にも売りが波及している。個別では、情報サイト問題が嫌気されてDeNA(2432)が大幅安となっている。
値上がり銘柄数は755、値下がり銘柄数は1,113。
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最終更新日
2016.12.02 11:57:52