2019年10月から5千人限定で提供している携帯電話の無料試験サービスで、最大2万人を追加募集すると発表した。4月の本格サービス開始に向けて、課題となっているネットワークの安定稼働の最終確認を進める。本格サービスの料金体系については明らかにしなかった。
通信子会社である楽天モバイルの山田善久社長は同日の記者会見で、規模拡大の狙いを「利用者からネットワーク品質に対して声をいただき、ネットワークをよくするため」だと説明した。
23日から2月3日まで追加申し込みを受け付ける。無料試験サービスは3月末に終了する予定だ。利用者は本格サービスに自動移行はしないため、希望者は改めて契約が必要になる。
課題だった基地局展開の遅れは解消されつつある。山田社長は「3月末までに当初の計画値である3432カ所を上回る4400カ所の基地局を稼働できる」という見込みを示した
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最終更新日
2020.01.23 13:29:05