26日前場の日経平均は大幅反落。前引けは719円安の28779円。スタート直前にドル円
が円高に振れたことが嫌気され、寄り付きから3桁の下落。米国が休場で材料難の割に
多くの銘柄が売られたが、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認され
たことがその理由ではないかとの見方が広がると、一気に下方向に勢いがついた。TOPI
Xが早い時間に2000ポイントを割り込むと、日経平均もほどなく29000円を割り込んだ。
10時台半ばにいったん切り返したが、戻したところでは29000円が壁となって失速。売
り直されて下げ幅を700円超に広げ、安値圏で前場の取引を終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆3700億円。業種別では全業種が下落しており、値を保
っているのは電気・ガスやパルプ・紙、食料品などディフェンシブ系のセクター。空運
が大幅安となっているほか、非鉄金属や鉄鋼など市況関連セクターが弱い。コロナ感染
の拡大懸念を意識した動きが見られており、マスク関連の川本産業や中京医薬品が大幅
上昇。反面、JAL、ANA、HISなどレジャー関連が大幅に下落している。
日経平均
28779.63 -719.65
先物
28800 -720
TOPIX
1987.47 -38.22
出来高
6.0億株
売買代金
1.37兆円
騰落
上161/下1976
日経ジャスダック平均
3947.44 -39.11
マザーズ指数
1124.61 -13.67
東証REIT指数
2065.14 -8.35
ドル円
114.81
ユーロ円
128.75
債券
0.08 0
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最終更新日
2021.11.26 11:54:38