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テーマ:吹奏楽(3400)
カテゴリ:吹奏楽
開催日:2018.11.25(日) 13:30開演
場所 :上田市交流文化芸術センター サントミューゼ大ホール(1,650名収容) 東信地区の一般団体では屈指の規模と実力を誇る上田市消防団音楽隊の第13回定期演奏会に行ってきました。 プログラム 開演前 1.クラリネット九重奏 2.トロンボーン五重奏 第1部 1.行進曲「K点を越えて」 2.グリーンスリーブス 3.スネアドラムトリオとバンドのためのハスケルのあばれ小僧 4.ミュージカル「ミス・サイゴン」より レポート クラリネット九重奏 演奏曲はグレンミラーの茶色の小瓶ですが、ダブルバスクラによるご機嫌な曲入りから、観客の手拍子を巻き込んでの楽しい演奏になりました。 トロンボーン五重奏 演奏曲は星条旗よ永遠なれですが、トロンボーン特有の歯切れの良いサウンド感がとても心地よいところで、あたかも男声合唱を感じさせる雰囲気がありました。 行進曲「K点を越えて」 発表から20年近く経つ曲ですが、つい先日の須坂消防定演でもオープニング曲として採用されており過去のコンクール課題曲では再演機会の多い曲と思いますが、改めて聴くとさわやかな曲調と力強さを感じる低音旋律、それに続く木管群によるトリオ部の秀逸さが素晴らしいと感じました。 グリーンスリーブス 演奏会の中の静かな曲カテゴリーでよく耳にするものですが、特に冬場の演奏会で多く演奏される感があります。秋から冬へと向かうこの時期にはぴったりな曲で哀愁のある木管群の旋律の音色には惚れ惚れするところです。 スネアドラムトリオとバンドのためのハスケルのあばれ小僧 あばれ小僧改め、あばれ娘三人衆による力強いパフォーマンスが素晴らしい曲と思いました。マーチングドラムを使用していることから、座奏中心の楽団ではなかなか手をつけられない曲と思いますが、そういった意味では消防音楽隊の得意分野をうまく生かした選曲だったかなというところです。 ミュージカル「ミス・サイゴン」より 吹奏楽の世界では人気の高い宍倉氏編曲版のミスサイゴンですが、ドラマチックな展開の演奏に引き込まれるひとときになりました。特にこの曲は私自身も3月に演奏する機会があったので記憶に新しく、演奏を聞きながら「そういえばここを合わせるのに苦労したな・・。ここは合奏感が感動的だった!」など楽譜の一節が脳裏に浮かんで来るような楽しさも感じることができました。 第1部まとめ クラシックステージという位置づけかと思いますが、起承転結に4曲が見事にはまっており、構成のお手本とも言うべきステージになっており、いいなと思いました。 *** 第2部に続く *** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 1, 2018 09:09:27 AM
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