2010/09/05(日)11:09
秋田県 きりたんぽ鍋の紹介
今日はきりたんぽ鍋を紹介します。
きりたんぽ鍋は、秋田県の郷土料理です。
きりたんぽとは、杉の棒につぶしたご飯を竹輪のように巻き付けて焼き、棒から外して、食べやすく切った物です。
鶏がらのだし汁に入れて鍋にして食べるのが一番有名ですが、味噌をつけて焼いて食べたりもします。
ちなみにきりたんぽとは、焼いてから切ったものをいうので、切っていないものは、切りたんぽではなく、ただの「たんぽ」です。
きりたんぽ鍋は、鶏(比内地鶏)のガラでとっただし汁をベースに、醤油、酒と砂糖で醤油ベースのスープを作り、その中に様々な具と、きりたんぽを入れて食べます。
起源は秋田県北部(現在の鹿角市周辺)と言われています。
残ったご飯を棒につけ焼き、具とともに煮たり、味噌をつけて食べたりしていました。
普通の家庭料理であったためにだし汁には決まりはありませんでしたが、比内地鶏が有名になったことをきっかけに、比内地鶏の産地である大館市でセットで売り出すことに成功し、本場の地位を確立し、その後秋田県の郷土料理として広く親しまれるようになりました。
鍋料理なので、この時期は最高の料理と言えます。
きりたんぽにだし汁がしっかりとしみ込むので、とてもおいしいです。
起源の鹿角市、本場の大館市ともに、きりたんぽが味わえるお店がたくさんあります。
大館市で食べられるお店は、大館きりたんぽ協会のホームページをご覧ください。
みなさんもきりたんぽ鍋を食べてみませんか。
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