幼い日の一日が、今日の数ヶ月・・
時の流れは速い。あっという間だ。数年前が、一週間前のように感じられる。すべての思い出が最近は、同時並列で進行していく。時間が平行に過ぎていくように感じる。過去が横一列に並び、未来もあっという間に、列に並びはじめる。人生は儚く、短い。それだけに、一瞬一瞬の煌きが、星たちよりも、太陽よりも眩しい。私は、たぶんあと5年くらいの寿命のような気がする。5年で何も残せなかったとしても、悔いはない。人の死なんて予測はできないけど、宇宙時間で考えれば、あまり誤差はない。去年も悲しいことはたくさんあったし、心の葛藤も山ほどあった。素晴らしい1年だった。今年も、涙の数以上に、既に多くのことを経験した。私が人生で望んでいたものだ。心の奥底からの葛藤、絶望、感動。それこそが、まさに生きているという証。私が一番人生で欲しいもの。それがいまここにある。あぁ、若さとは何だろう?10年前から何も、変わっていないと思うのは自分だけ。ただ、なんとなく心の反応が鈍くなっている。体も鈍くなっている。このときを大切にしたい。