テーマ:旦那さんについて(2441)
カテゴリ:築いていく家族
深夜2時。
夫が帰宅。 寝たふりをしていたら、ベッド脇、何かを確かめるように覗き込む夫。 やっぱりこれか。 『あやまるだけなら、子どもでもできるでしょ。 子ども以上になれない限り、許さないから。』 この禅問答。 寝たふりをしようとベッドにすべりこむ瞬間、分かった気がしたのだ。 寝室においてある子機の充電。 これさえしてあれば、夫の電話で絶対に目が覚めているハズだったのだ。 しかも。 この子機は、以前、夫がカギを忘れていって同じことがあったとき、 夫が自ら対策を考えて、わざわざ設置したものだった、 なるほど。 この子機の充電を、朝の段階でまだ手をつけていなかったから怒っていたのか。 朝は子ども2人を保育園へ連れていくだけで精一杯で。 その後、寝室を掃除したとき、充電の電源も入れたんだけど。 なるほどね。 夫らしい理由だな。 今回、カギを持っていかなかったのは私のせいだが、それを責めることはなく。 子機の充電ができていなかったことを責めるわけでもなく。 カギを持ってでなかったことを忘れていたことを責めるわけではなく。 さんざん起こしたのに起きなかったことを責めることもなく。 再び同じ過ちをおこさないような改善をしなかった。 そのことを責めていたってことね。 大人だなぁ。 私なら、ただただ、締め出された事実をグズグズと怒ってしまいそうだけど。 …それを『禅問答』のようにしてくるところは、なんというか、女々しいけど(苦笑) 深夜3時。 再び寝室に戻ってきた夫に気づく。 ダブルベッドの隣にすべりこんできた夫に、抱きついてみる。 驚きながらも、 「なに。こうすれば許してもらえると思ってるんでしょ。」 と、不満そうな表情をつくりながらも、嬉しそうにこたえてきた。 世の旦那陣が奥さんと仲直りをしようと手を出すのは、こんな感覚から、なのかな。 明日になったら、充電のこと、きちんと謝ってみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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