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2012年01月04日
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カテゴリ:漫画・アニメ

★『 化物語 』(再) 東京MX
http://www.bakemonogatari.com/


このアニメの一番の見どころは、ストーリーやセリフより何より、やはり、美術表現に尽きると思う。


もちろん、キャラクターの魅力や掛け合いの面白さも、大前提としてはある。

前にも書いたが、主人公の阿良々木君の鷹揚さは、女性にモテる要素十分だし(何もしないうちに美女が向こうから寄ってくる最近のアニメ主人公とは、ひと味違う)、次々登場する女の子たちは、絵柄から萌え萌え要素たっぷりで、アニメファンなら誰もが食いつきそうな感じだ。


だが、いくら、キャラが立ってて可愛くても、この脚本を通常の感覚でアニメ化していたら、殆ど動きの無い、モノローグと1対1の掛け合いだけの、「別にラジオドラマでもいいんじゃね?」…ってものになりかねない。


阿良々木君の顔が本人の心理状態に合わせて、ギャグ漫画化したり、劇画タッチになったりするのも、まあ相応に楽しかったのだが、こうした表現自体は、昔から、漫画では結構よく見られたものだ。

この『 化物語 』は、紙芝居や漫画の段階で試みられていた技法を、敢えて、本来は「如何に動かすか」が勝負のアニメでやっているところに斬新さがあった。


だが、私的に一番、がっついて見てしまったのは、背景や人工物の絵画表現。

団地などの建造物、公園、街灯、道路標識、ポスター、樹木、夜景…。

浮世絵調というか、ポップアート調というか、背景のセンスが私的にすごく、好きだった。


正直、人物よりも背景の方が気になって、肝心のセリフも、余り耳に入らなかったほどだ。

キャラクター原画より寧ろ、背景画集を出して欲しい。


今週開始の新シリーズ、『偽物語』も楽しみだ。


<関連日記>
2011.10.18. 昭和の特撮ホラーを思い出す・・・『 化物語 』(再)








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最終更新日  2016年10月12日 00時05分00秒
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