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カテゴリ:漫画・アニメ
★ 『 となりの怪物くん 』 (テレビ東京、全13回) http://www.tk-anime.info/ ★ 『 神様はじめました 』 (テレビ東京、全13回) http://mikagesha.com/ この 2作品、今期アニメの中でも結構お気に入りだったのだが、連載中の作品なので予想していたとは言え、中途半端なところで終了してしまった。 最近の少女漫画原作の作品って、結局、第一目的は、原作や掲載誌の 「宣伝」 に過ぎないのかな~と、改めて思った。 『 神様はじめました 』 に至っては、スポンサーから 「白泉社」丸出しで、アニメのストーリーの進行に合わせた内容のCM を毎回何度も流して、 『花とゆめ』 を宣伝してたし。 少女漫画原作のアニメっていうのは、昔から、なかなか難しいようで、そもそもの読者の絶対数の少なさもあるだろうが、やはり、男子に比べて女子は、アニメまで熱心に観てくれるファンは少ないのかな、と思う。 昔の長編作品で、ほぼ原作通りに最後まで制作されたのって、『 キャンディ・キャンディ 』 (1976~79年、全115話)くらいしか、思いつかないんですけど…。 『 はいからさんが通る 』 (1978~79年、全42話) なんか、余りに酷い打ち切り方をされたので、原作者の大和和紀さんは、その後、一切の自作品のアニメ化を承諾しなくなってしまったらしい。 最近も、よほど売れた作品 ( 『ハチミツとクローバー』、『のだめカンタービレ』、 『夏目友人帳』 など) は、2期以上続ける場合もあるようだが、表題の 2作品のように、もう、はなから宣伝が目的で、最後までやる気はないんだろうな…って感じの作品の方が多いように見える。 原作を読んでないので、どこまで忠実だったのか知らないが、『 となりの怪物くん 』 は、登場人物を出すだけ出して、1人1人をきちんと描ききれないまま (と言うか、最初からその意図で) 終わってしまったし、 『 神様はじめました 』 も、恋愛関係の葛藤が面白くなってきたかということころで話が跳び、終盤は、なんだか 「消化試合」 を観ているような印象だった。 勿論、 『 犬夜叉 』 や 『 BTOOOM! 』 のように、原作に追いついてしまったので一旦終了するってことは、少年漫画原作でも、いくらでもあるのだが、 「最後まで作ろう」 という作り手の情熱が、少女漫画の場合、最初から薄いような気がするのは私の偏見だろうか…。 そんな中、 『 ちはやふる 』 の2期 (正確に言うと3クールめ) が1月から始まるのは嬉しいことだ。 日テレは、 『 ルパン三世 』 や、 『 名探偵コナン 』 の原作ぐるみの引き延ばしのように、ちょっと、やり過ぎる傾向もあるが、『 犬夜叉 』 も一応、完結編までやってくれたし、ちゃんと最後まで、原作に忠実に完成してくれるものと期待したい。(まだ、原作が未完なので、若干の不安はあるが…) <関連日記> 2012.10.6. 初回観ての感想 ・・・ 『 となりの怪物くん 』 2012.10.7. 初回観ての感想 ・・・ 『 神様はじめました 』 2012.11.11. 2012 秋 アニメ 私的 「暫定ランキング」
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最終更新日
2016年10月11日 22時42分29秒
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