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カテゴリ:漫画・アニメ
★ 『 となりの関くん 』 森繁拓真 (2010年~連載中) レンタルコミックにて既刊 3巻中、2巻まで読了。 作者の森繁拓真は、東村アキコの弟さん。 この弟は、東村さんの 『ひまわりっ ~健一レジェンド~』 (2013.1.22.の日記) の作中に登場し、 (どこまで真実かは不明だが) 弟が漫画家を目指す経緯なんかも少し描かれている。 …というわけで、東村アキコの弟がどういう作品を描いているのか…という好奇心だけで読んでみた。 関くんが、授業中に先生の目を盗んで様々な 「ひとり遊び」をし、隣の席の横井さんをヤキモキさせる…というギャグ漫画。 う~ん…、まあ、発想は面白いと思う。 1話 8~12ページ程度なので、多分、掲載月刊誌で読めば、ストーリー漫画の中の 「箸休め」 的に、そこそこ楽しく読めそうだ。 逆に言えば、コミックスで続けて読むと、正直、飽きる。 関くんの遊びが、だんだんパターン化してくる…ということもあるが、横井さんのモノローグの 「ツッコミ」 が、余りに即物的というか、言葉が過剰すぎて、うるさいばかりのヘタな漫才を 延々聞かせられている気分になってくる。 また、 「オチがない」 のが味…なんだろうけど、にしても、余りにオチが弱すぎる。 関くんが何して遊ぶか、の 「出オチ」 が全て…な感じ。 Amazon のレビューの低評価な意見にあったが、 「悪くないが良くもない」 、「 読み応えが無く、繰り返し読む気にならない」 というのが、私的にも同意見。 絵は、お姉さんより、丁寧には描いているが、美術的なセンスも、お姉さんの方が勝っていると思う。 兄弟姉妹で漫画家と言えば、 「ちばてつや」 と 「ちばあきお」、「あだち勉」 と 「あだち充」、 「くらもちふさこ」 と 「倉持知子」など、見渡せば何組か思いつくけど、双方、大成功ってわけには、なかなかいきませんねえ。(ちば兄弟は、漫画家としては、両方成功と言えると思うけど、あきおさんは自殺で若死にされてしまったし) <関連日記> 2012.11.15. 全編 「漫才」 の恋愛漫画 ・・・ 東村アキコ 『 海月姫 』 2012.12.11. ヒロイン (小6) の 「色気より食い気」 に心洗われる ・・・ 東村アキコ『 きせかえユカちゃん 』 2013.1.22. 男は徹底的にバカな方が可愛い? ・・・ 東村アキコ 『 ひまわりっ ~健一レジェンド~ 』
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最終更新日
2016年10月11日 22時31分33秒
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