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カテゴリ:ドラマ
★ 『 24 -TWENTY FOUR- シーズン 8 』 BS Japan http://video.foxjapan.com/24/ 正月の連続放送にて全話視聴。 『 24 』 も、いい加減、長く続き過ぎて、シーズン7まで ちゃんと観たんだか、前回どんな内容だったか記憶が定かでないが、一時期、どこぞの共産国家に捕らえられたり、お尋ね者扱いされたりと、設定が複雑化していたジャック・バウアーも、すっかり現役を退き、悠々自適なおじいちゃん生活を送る中、期せずして新たなテロ事件に巻き込まれる体で始まる。 比較的シンプルな進行なので、過去作を観てない人も、割と楽しめる内容かと思う。 逆に言うと、過去作を全て観てる人間からすると、 「また、このパターンかよ」 というような、お約束展開の連続で、ある意味、純粋にドキドキするより、ひねた展開を 「予想」する位しか楽しみがない。 物語を面白くする為とは言え、相変わらずのCTU (テロ対策ユニット) の人事管理の甘さ、人材レベルの低さには、「いくらなんでも」 の学習力の無さに、もう笑うしかねえわ。 そもそもの人柄の問題に加えて、国家の一大事の真っ最中に、愛だの恋だのプライベートだの。 そして、毎度、程度の低い家族や部下に脚を引っ張られる政府首脳陣。 この国の身辺調査能力は、どーなってんだ…と、フィクションと承知の上でツッコミたくなる。 テロ組織も、スパイだの、何重にも複雑なトラップだの、をかけるより、もっとシンプルに攻めた方が、あっさり成功するんじゃないかと思うが。 おバカな家族や恋人に脚を引っ張られるのはジャックの専売特許だったはずだが、その辺、すっかり落ち着いて、単なる 「異常にタフで、何でも先をお見通しのオジサン」になっちゃって、逆に、影が薄くなったっつうか (終盤で無理やり本領発揮してはいるものの)、 「ジャック・バウアー時代の終焉」 みたいなものを身にしみて感じてしまった。 しかし、ジャック・バウアー。 正義 ( 「=脅しに屈しないこと」 、らしい) の為なら、全く罪のない一般人が巻き添えで死のうが、裁判抜きで下っ端を何人殺そうが、核爆弾が落とされようが構わない…というスタンスの割に、自分の身内は、職務を中断しても助けたり、私怨を晴らしたり…という、よく考えたら、よく考えなくても、ドイヒーなヤツだったなあ。 DVDも大安売り。
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最終更新日
2016年10月11日 21時59分09秒
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