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2006/10/26
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カテゴリ:ドロップシップ
今大手ASPの中で話題になっているドロップシップ、ドロップシッピングというビジネスの仕組み、もうご存知の方も多いと思います。

このビジネスモデルも英語圏から始まったビジネスモデルです。

もともと通信販売の盛んだった英語圏では在庫を持つことが企業にとってどれだけの負担になるかを身を持って体験しました。

トヨタの「カンバン方式」という方法をご存知でしょうか?
極力在庫を減らし、最低限の材料を用意しておき、発注が来たら不足分を手配するという無駄を省くためのアナログではありますが、素晴らしいシステムでした。
このビジネスモデルによりトヨタは財務体力を強化し今では世界のトヨタに君臨しています。

かたや世界の自動車産業を牛耳っていたフォードは赤字を繰り返していました。
企業にとってどんどん変化を続ける商品の在庫や材料の在庫は命取りになりかねないのです。

在庫を持たずに事業を展開するというビジネスモデルですが、実は随分前から日本にも現実社会の中で当たり前のようにありました。

例えば、古くから日本にありました商売の方法「御用聞き」なども究極の無在庫商売です。
丁稚さんが一軒一軒注文を聞いて歩き、注文が入った分だけ仕入れてくるのですから、一切の無駄はありません。もちろんすぐに仕入れられないものもあったでしょうが、在庫を持たずに商売が展開できたのです。

この注文を取ってから仕入れるという昔からある方法をネットビジネスの中に取り入れ、さらに納品まで仕入先にやらせてしまうのがドロップシップです。

この仕組みであれば企業は在庫を持たずに商売を展開でき、発送も自社では行わないので流通業務の負担からも軽減されます。もちろん自社でやったほうが安くなる場合もあるでしょう。しかし、ほとんどの小売業の場合は自社でするとなると配送コストが割高になったり、2重に配送コストがかかったりするためコスト高になることがほとんどなのです。
また、在庫を置かないのですから倉庫の必要もなく、商品のレパートリーも実質増やし放題になります。

有名なところではアマゾンという書籍の販売から初め、今では一大ショッピングモールになっているネットショップがあります。
もちろんアマゾンも倉庫や流通部門はあるようですが、ほとんどの商品は発注が来てから仕入れ業者に発注をし、そこから納品させるいわゆる「ドロップシップ」の形態をとっています。

流通コストを削減し、中間マージンを削減することによりアマゾンは激安とまではいかないまでもかなり格安で商品を購入できるようになっています。

先ほどお話した、御用聞きのように仕入れられるかどうかが後にならなければわからないということもありません。
ネットの世界ではいつでも何処でも仕入れ先業者の在庫はわかるのですから、在庫がなくなり次第、品切れ中と表示するようにシステムを作っておけばいいのですから。

販売業者の視点と卸売り業者の視点、さらには購買者の視点からこの「ドロップシップ」のメリットとデメリットについて考えていきますが、今回は販売業者にとってのメリットとデメリットについて考えます。

■販売業者にとってのメリット
・在庫を持つ必要がない。
・商品のレパートリーが急速に増やせる。
・流通コストの削減
・配送業務の軽減
・中間マージンの削減による仕入れコストダウン
・IT化による基幹業務の簡素化
・既存店舗や倉庫が無くてもネットショップを開店できる

以上のようなメリットを考え、今後このビジネスモデルを採用していく企業は増えていくでしょう。

ではデメリットはどうでしょう。

■販売業者にとってのデメリット
・直接仕入先から納品されるため、仕入先の不備が販売業者の不備になる。
・実際に顧客にどんな商品が届くのか確認ができない。
・自分の顧客の情報が仕入先に流れるため、仕入先の対応によっては、顧客が仕入先に流れる可能性がある。
・商品知識の薄い商品を販売した場合、アフターフォローが手薄になる。
・代金の回収方法の契約が複雑になる。(特に通販で多い代引きの場合)
・まだこのビジネスモデルに対応できる卸売り業者が少ない。

メリット・デメリットについて簡単に上げさせていただきました。

デメリットの部分は仕入先との信頼関係が築けていれば特に問題にはならないのですが、新しく取引をする場合には、それなりの注意が必要なことばかりです。
きちんと契約書を交わすなりの対策をとらないと後でひどい目にあうなんてことになりかねません。

どんなビジネスでも同じですが、信頼関係を築ける取引先を確保することがこのビジネスモデルでも大変に重要だということはお分かりいただけましたでしょうか。


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ドロップシップ&リセールライト
http://www.dropshipjp.com

TERK(原口印刷株式会社) 塚田 剛

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アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/






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最終更新日  2006/10/26 10:07:59 AM
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