カテゴリ:コンサルタント
企業コンサルティングをするなかで、
コンサルに求められている事と、コンサルがしたいことが食い違うことがあると思う。 たとえば、自分が考えると、この会社はこうしたほうがいいよな~。 でも、経営者はそう思っていない。 この場合、どうする?? 私は経営者の考えを生かすのが良いと思う。 経営者は馬鹿じゃない。新米コンサルなんかより、遥かに洞察力があるし、すごいと思う。 さまざまな状況を綜合的に考えているし、バイタリティだって、はんぱじゃない。 ただ、単に経営者に「はいはい」と言ってるだけでは能なしコンサルになってしまう。 すると、私たちコンサルタントの本当の役割はなんだろうか。 私は「対話」ができる相手である事ではないだろうかと思う。 「こうだから、こう考えて、こう思った」 これを互いに話せる相手というのは、とても役に立つ存在だ。 損得のことを言ってるんではなく、本当に大切な役割だと思う。 経営者は孤独であり、こういった話を社員とできないことが多い。 これまた、問題なんだけど。 しかし、本当に互いに思ったことを話すためには、信頼関係が必要だ。 正論を言ったり、批判をするのは簡単だが、 相手を動かすのは非常に難しい。 批評家は役に立たない。 相手の気持ちを動かすためには、まず、相手を受け入れる。 その上で相手に話を聞いてもらえる素地を作ってから、 相手に提案をする。 共感なくして提案は出来ないと思う。 共感せずに批判しても相手は受け入れない。 ここを勘違いしている人が多いように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.07 09:04:30
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