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子育ち支援グループ「モモ」

子育ち支援グループ「モモ」

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2006.03.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今年の青森はなぜか雪どけが早く、もう春の気配。

最近、いろいろあって、初めて育児していた頃のことを思い出している。
自分の体験がフェイドアウトしないうちに、
「子育て期が終わると忘れがちなこと」を描写してみたい。

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妊娠したと同時に退社し、うっかり専業主婦になってしまった私。
(当時は「働かなくてもメシが食える」という程度の考え)

出産して、赤子の尊さ、かわいらしさにすっかり参ってしまったが、
それまで「ひとりの社会人」としてそこそこやってきた私に対する、まわりの態度が、
「新米ママ」というものに変わり、子どもに関する先輩はアドバイスをくれたがるし、
親戚や近所のおばちゃんには、毎日のように新米扱いされるし。

気軽に話せる子持ちの友達がいなかったので、
育児雑誌・専門書・ネットで、子育てスキルや情報を収集し、完全理論武装するものの、
つっこまれるのがイヤで、家にこもりがち。

それでも誰かと話したくて思い切って参加した、青森のネットママのオフ会でも浮きまくる。
どこか「私はこの人達とは違うんだ、ママという存在だけじゃないんだ」
という変なプライドだけが一人歩きし、まったく友達ができず。

で、また家から出なくなる
子どもを預けて友達と映画に行ってみたりするが、ちょっと違う、と感じる。
映画はおもしろかったけど、子どもといる方が楽しい。
時にいきづまるだけなのだ。

「私はただ、子どもと一緒の空間にいながら自分のペースでのんびりできる時間がほしい
何となく一緒にみてくれる夫にもっと家にいてほしい
そして、お互い先輩ぶらないで、情報交換できる「同じ子育てレベル」の友達がほしい
家事や子育てはがんばっても評価されない。
だからと言って、私のまわりで子育てしながら仕事している人を見たことないから、
急に働くってのは考えられない

などと、今思えばかなり勝手なことを考えていた。
たいてい、専業主婦&初産の時は、こういうこと考えたことあるのでは!?

で、「シュタイナー教育に興味のある人となら仲良くできるかも」と思いつき、
ネットで探したけれどなくて・・・シュタイナー→わらべうた、でやっとヒットした、

子育ち支援グループ「モモ」

メールをして、思い切って参加。
バス乗って駅まで行って、沖館まで抱っこひもにつけて歩きましたよ、その時は。

わらべうたで遊んで、いろんな人と話す。
ちょうど歩き立てで、遊ばないでパタパタ走り回るまーちゃん。
追いかけ回す私に「みんなで見てるからいいですよ~」と声かけてくれたさくらんぼさん。

「シュタイナー教育とかに興味あるなんて、先生とかされてたんですか?」
「初めておやつタイムを取り入れてみたんだけど、あった方がいいですか?」
「バスで来たの!?帰りは乗せて行きますよ~」

それまで親子で参加した、リトミックの体験教室や、ネットママのオフ会などと、
決定的に違ったのは、

新米扱いされなかったこと
ママ扱いされなかったこと

こうして私は、わらべうたの「つぼみの会」の参加者から始まり、モモのメンバーになり、
「子育て当事者の相互支援活動」をすることとなった。

小さい子どもを連れた私達(と、新米扱いしない先輩達)の企画や集まりは、
当然、同じく小さい子どもを連れた人達に、受け入れられた。

さまざまな世代の人に助けられながら、
「当事者が思いを実現させるのが本物」とはげまされ、活動を続けてきた。

そして「子育てとなり組」や「ハレの日プロジェクト」が始動した。

「つぼみの会」に初めて参加した時の感じを、ひとりひとりのご近所で実現したい。
子どものいる人生だからこそ、子育てを共有しながら自分らしく生きたい。

半年たった今、市内のとなり組登録者は60名をこえ、毎月7~8ケ所で集まりが開催。
いろいろな課題はあるものの、それぞれの地区の実行委員も楽しみながら運営している。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ところで、来月、次女りっちゃんが4年保育で幼稚園に通い始める。
そうなると、私は子連れで集まりに参加することもなくなり、
純粋な子育て当事者ではなくなるのだ(0123才の保護者でなくなるって意味)。

まだまだ主体的になっていないとなり組には、子なしでフォローに行くけれど、
子育てとなり組も、どんどん当事者に渡していくべきだなあ、と思っている。

ありがたいことに、来年度はつどいの広場「さんぽぽ」でのお仕事も日数が増え、
まだ子育て体験の生々しいうちに、環境作りを当事者と一緒にさせていただく予定だ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここで終わるとハッピーエンドだけど、まだ続きがある。

子育てとなり組に燃えていた私。
「当事者でなくなるから、一線から外れる」となった時に、
今までやってきたことが職業につながらない脱力感に襲われた。

「さんぽぽ」は確かにお給料がいただける。
けれど、私はただの「元、子育て当事者」。
保育士や先生など、子どもや育児の専門家ではない。
当事者に近い今のうちに、子育ての社会化をしていきたいんであって、
それを一生、仕事にする、というのは、私にとっては違うと思うのだ。

あと数年したら、また次の人に渡すのが「さんぽぽ」での私の枠。
その次の人は、やはり子育て経験の生々しい人であれば、と。
そして私は新しい当事者ステージ(幼稚園母、小学生母)で、地域活動をしたい。
(一生の仕事にするかどうかは、それぞれの人の資質、専門、やる気次第ですよね。
単に私自身が、子育てのプロになろう、とは思っていないだけですので・・・。
一般論ではありません!)

そうした時に、出た!
「私のやってきたことって、子育て関係以外、仕事になんないの?」
という軽い落ち込み。

で、やっぱり、退職前にやっていた自分の専門分野を、自分らしい視点でやり直したくなる。
(その専門性は、支援活動の中でも活かさせてもらってはいた)

けれども、さて「子育て当事者」でなくなって手ぶらになった時に専門職に戻れるのか?
他人に税金を払ってもらいながら暮らす専業という立場を、脱することができるのか?

という視点を、今まですっぽりと抜けたまま、支援活動をしていたことを、
今、痛感している春、なのだ。
(モモのボス○○さんはちゃんと意識されていたけど!)

だから私は、となり組に並行して、もしかしたらハレプロとして、
「母となった人が、育児をしながらも、起業や再就職をしていく準備になる活動」を、
もっと真剣に、考えてみたいと思っている。
同時に、実際に自分も、専門分野でスロービジネスを始めてみる(宣言)。

来年度には厚生省の「育児女性の起業・再就職支援」も始まるし、ね!

家庭と仕事と地域活動という3本柱を、多くの人が持てるような、
受け皿やネットワーク作り、まだまだ始まったばかりっす。

興味のある人は、ぜひ「モモ」で一緒にやりませんか。

あ、あとストレッチ部もぜったいやるっす。





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Last updated  2006.03.19 23:48:41


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mameco_bee

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トックリ2948@ こんばんは 快適な生活を送るために、アロマなど気に…
ハート@ お返事ありがとうございます。 登録料は、任意なんですかぁ。。。 じゃ…
子育ち支援グループ「モモ」@ コメント 掲示板の迷惑書き込み対策をしたら、思い…

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