前回の更新に続きまして第２弾です。

はたして第何弾まで続けられるかちょっと楽しみになってきました。

さて今回のご紹介は前回の「南昌荘」から程近い場所にある「旧石井県令私邸」です。

「県令」とは今で言う「県知事」になりますので、この「旧石井県令私邸」は当時の県のトップの方の個人のお家になります。

この建物は、2代目県令で、土木行政に通じ実績も多かった石井省一郎によって1886年（明治19）ごろ完工したといわれています。
戦後一時駐留軍に接収されましたが、後に石井家に返還され昭和42年に遠山病院の所有となり、最近まで遠山准看護高等専修学校として使用されていました。昭和52年に盛岡市歴史的建造物に指定されました。

盛岡で最も古い本格的な煉瓦造の洋館で、全国的に見ても最初期のものだそうです。



お家の周りにつたが絡まっているのが特徴的ですね。

普段は中には入ることができないんですが、たまに絵画などの展示会が行われ、その時は中も一緒に見学することができます。

外観だけでも一見の価値はあります。また、写真で見るのと実際に見るのも迫力が全く違いますので、是非１度足を運んでみてください。

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