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物忘れというよりも．．．

お義母さん７９歳。先々月、心療内科で「認知症」の診断を受けた。うちのお義母さん、こういう感じで．．．って心配事を人に話すと、たいていの場合「そりゃぁ、年を取ると、いろいろと物忘れくらいはあるよ～。」と言われる。それはわかる。そんなこと言ったら、４６歳の自分だって、相当物忘れはある。そりゃ、８０年近く生きてたら、物忘れもするだろうと思う。でも、なんていうか、忘れ方がそういうのとはちょっと違うんだよね、と思うのだ。お義母さんが、麦茶を沸かす時、ガスがつけっぱなしになってたことが何度かあり．．．しかも、もったいないと思うのか、ガスの火をつけたまま、台所の電気を消してどこかに行っちゃうので、こりゃ危ないなと思っていたんだけれど．．．最近は、どうやら「お茶を沸かす」こと自体を忘れたようだ。お茶を沸かさなくなった。朝食は私が準備するのだけれど、お義父さんが食べるフランスパンを切って、紅茶のコップを出して、というお義父さんの準備だけはお義母さんがしていたのに、ある日を堺に、突然、しなくなった。「お義父さんの朝食の準備をしていた」こと自体を忘れたようだ。「最近、すぐに記憶が抜け落ちるのよねぇ。」と普段は言いながら、そうかと思ったら「私は、物忘れもそんなにないしねぇ。」と、真反対のことを平気で言うのも、おそらく普段「物忘れをしている」こと自体を忘れちゃうんだろうな、と思う。お義母さんの忘れ方は、まるで、何かが抜け落ちるように忘れる。そんな感じ。でも、こんなに忘れるのに、お義母さんは、今だかつて「ゴミの日」を間違えたことは１度もない。それもまた不思議だと思う。チュニックM/L/LLサイズ一枚でレイヤード風の、軽やかチュニック。小紋プリントノースリーブチュニックレディース/トップス/綿/コットン/フレア/重ね着風 soulberryオリジナル

認知症のはじまり

お義母さん７９歳。先日、ようやく心療内科を受診し、「認知症でしょう」ということに。ただ、それを聞いて、ショックを受けたかというと、実はそうでもない。そうだよね、と。そりゃ、そうだよね、と。はっきりそう言ってもらって、ちょっとほっとした．．．実はそんなところもある。え？と思うことは、もう随分前からあった。なんで？と思うことは随分。同居生活１８年。お義母さんがまだ６０代前半だった頃から違和感はあった。なんでこんなに繰り返し繰り返し同じ話ばっかりするの？いつもそう思っていた。でも、その当時、まだ一緒に住んでいた義理の妹にそれを聞くと「う～ん。お義父さんとお義母さんっていつもそうなんよね。」という返事だったし．．．そもそも、誰とも付き合わなければ、ほとんどどこにも出かけない２人の生活では、刺激もなければ、新しい情報もない。だから、新しい話題もないのだろうとも思っていた。６０代前半からそうだったことを思えば、その状態で長くもったほうかな、とも思う。でも、最近。お義母さんの行動が急におかしくなってきて．．．明太子が冷凍庫に入れてあったりキッチンペーパーが冷蔵庫に入れてあったり冷蔵庫の製氷入れに、ざぶざぶ水を入れてみたりマヨネーズもソースもポン酢もわさびも、使いかけのものがまだあるのに、どれもこれも新しく封を切っておいてあったり小さい器も大きい皿もぐちゃぐちゃに重ねて、無理やり食器棚に押し込んであったりそして、それとなくそれを指摘しても「え？私じゃないよ。」って自分のやったこととは思ってなくて。さて．．．。いよいよ、こういう時が来たんだな、と。レギンスパンツ S/M/L/LL/3Lサイズゆったりとストレート、2つのシルエットから選べる。ウエストジップブラックウォッチ柄レギンスレディース/ボトムス/ストレッチ/レギパン/チェック柄soulberryオリジナル/母の日

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