096624 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

反カルトからの自由

反カルトからの自由

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

TT早川

TT早川

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

まだ登録されていません

Free Space

2010.08.06
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
ブログ「カルトからの自由」掲示板より


>(2)取材対象者を特定価値観によって誘導し、己の価値観に都合良く感染させる。

まず目を引くのが「感染」という語句だ。病原体が体内に侵入することを意味する語句であるから、米本氏の価値観がそれ(病原体)に近いものだと言いたいのだ。これも十分に名誉棄損に値する。

「あなたの考え方に感染しちゃった」という軽いノリで使われることもあるが、ここでの定義はそういう軽いものではない。なんたって「カルトごろつき」という侮蔑に満ちた内容を定義しているのだからな。

では、米本氏は「取材対象者を特定価値観によって誘導」しているのだろうか? 「我隣」の取材対象の中で、この定義に外れる者が1人でもいれば、この定義は否定される。むろん、定義に外れる者といっても、初めから「検証対象ではない者」は含めない。

例えばヨシュア2002くんも「我隣」の取材対象ではあるが、「検証対象」ではない。米本氏の価値観に感染していないからだ。他の牧師・弁護士なども、「我隣」において取材対象ではあるが、この定義を検証する対象にはなりえない。

要は、ヨシュアくんが救ってあげたのに、ヨシュアくんを裏切って、ヨシュアくんに不利な証言をしている「我隣」の登場人物が、検証対象ということになる。その意味では、「我隣」に登場する統一協会の人間たちは、検証対象ではない。もともとヨシュアくんに対立する立場の者たちだから。

このように突き詰めていくと、検証対象はかなり少ない人間に限られることが分かる。麻子女史、美佐女史、裕美女史、KH婦人くらいである。この中の1人でも、(2)の定義に外れる者がいれば、定義は誤りとなり、ヨシュアくんの名誉棄損が確定する。

じゃあ、麻子女史を検証してみよう。麻子女史は、2000年6月からホームページ上で日記を書いている。同年10月13日の日記に、次のように書かれている。

「10月のつれづれ」より


>私は、監禁者が肉親で有る事を理由に、
>警察も法も、誰も私を助ける事が出来ず、
>むしろ社会不適応者は、
>家族で監禁し抹殺しても構わないという、
>暗黙の了解事項が日常的に行使されている
>と言う事を、実際に体験している。(中略)
>監禁の恐怖を、カルトのコントロールに
>摩り替えないで欲しい。
>私の意識に中ではそれらは、全く別物です。
>絶対に誰も助けに来ないと確信できる監禁、
>体験すれば分かると思います。
>そうした密閉空間で、監禁者の狂人に
>「ここで、おまえと一生このまま居よう」
>と言われるの。やってみます?

まさにこの証言は、ヨシュア2002くんたちのような「拉致監禁などしていない」という者にとって不利な証言だ。これは、米本氏の特定価値観によって誘導され、その価値観に感染されたからなのであろうか?

この証言を麻子女史は2000年10月にしている。しかし、米本氏と麻子女史が初めて会ったのは、「2002年の夏、彼女が38歳のときだった」(「我隣」P31)。つまり、米本氏と会う2年も前から、麻子女史はヨシュア2002くんに不利な証言をしているのだ!

これで、麻子女史が「米本氏の特定価値観によって誘導され、その価値観に感染されたから、ヨシュア2002くんに不利な証言をした」という説は否定された。よって、ヨシュア2002くんの米本氏に対する名誉棄損が成立するのである。

しかし、「我隣」を読んでみると、米本氏の言動が麻子女史に影響(感染ではない)を与えていることは分かる。少し抜粋してみる。

まずは、麻子女史の両親が親子3人で暮らしたいと思ったが、麻子女史は長年慰めてくれた猫のミーちゃんを捨てられずに悩んでいたころの話だ。


(「我隣」153Pより引用)

猫のことで相談を受けた私は電話口でこう答えた。
「ご両親が話す通り、戸塚教会のそばにいるのは精神の回復にとって、マイナスになることはあってもプラスにはならない。猫は私が引き取るから、両親と一緒に暮らした方がいい。お父さんお母さんは拉致監禁を悔いているのだし、黒鳥牧師に対する考え方は麻子さんとほとんど同じになっている」

(引用ここまで)


そして、親子3人で暮らすようになった麻子女史は、PTDSと戦いながら、懸命に社会復帰を目指す。そしてついに麻子女史は、会社にPTSDを理解してもらい、正社員となった。


(「我隣」155Pより引用)

私は築地の寿司屋でお祝いの一席を設けることを計画し、麻子と両親を招待した。ビールで乾杯したあと、麻子は両親に花束を送った。
「お父さん、お母さん、これまで苦労かけてごめんね」
両親は「ほんとうにもらっていいの」と戸惑ったあと、こぼれるような笑みを広げた。
麻子が高田馬場で拉致されてから13年後のことである。

(引用ここまで)


米本氏の言動は、確かに麻子女史へ影響を与えている。しかしそれは、「感染」などという侮蔑に満ちた影響ではない。まったく逆である。キリスト教牧師が修復できなかった親子関係を、キリスト教牧師に「カルトごろつき」と呼ばれる米本氏が、みごとに修復したのである。

キリスト教牧師と、「カルトごろつき」の「統一協会お抱えジャーナリスト」米本氏の、どちらが人の魂を救済したのか、一目瞭然ではなかろうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.08.06 21:26:46



© Rakuten Group, Inc.