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カテゴリ:オーディオ一般
ネットワークプレーヤーを購入したのは昨年の2月だったのだが、あまり有効に活用できていない。その原因の一つが、良いソースが少ないことである。96kHz-24bitなどの高音質音源でダウンロード可能なものは限られていて、選択の余地が少ないのである。販売している有名なサイトとしては、
LINN Record e-onkyo music などがある。前者ではあまり有名な演奏家が録音していないのだ。後者では、朝比奈隆とか小林研一郎の演奏もあるのだが、ONKYOのプレーヤーでないと再生できないDRMと言うロックがかかっていて、リンのプレーヤーでは再生できないのである。しかし最近、少しずつではあるがクラシックの良い音源が発売されるようになった。 SACDとネットワーク音源で、音質の差はあるのだろうか。早速試聴してみることにした。前者の2.8MHz-1bitに対して、後者は96kHz-24bitのデータである。 サンプルとして、最近DRMフリーで発売されたゲルギエフ指揮のマーラー交響曲第1番と、イタリアのレーベルから出ているイムジチ合奏団のヴィヴァルディ他の協奏曲を、SACDとデジタルデータの両方で用意することができた。早速、SACDをラックスのユニバーサルプレーヤーでかけたときと、高音質音楽データをリンのネットワークプレーヤーでかけたときとで比較してみよう。 ![]() ウーン、これは実に僅かな差だ。それよりも平均音量があまりにも異なるので、レベル合わせが難しい。音が大きい方が断然良い音に聞こえるからだ。デジタルデータの方がずっと音量が大きく、曲によっても大きく音量が異なるのは困ったものだ。 さて、マーラーの交響曲では、ラックスの方が音に艶がある感じで少し明るく聞こえる。ティンパニーは重みのある音だ。リンは低音が伸びている。臨場感のある自然な音だ。 ヴィヴァルディの協奏曲では、ラックスは弦楽器がなめらかで美しい。リンはバランスの良い自然な音だ。 などと書いてみたが、あまりにも小さな差なので、ブラインドテストで当てられる自信はない…。結論から言うと、はっきりした差はわからなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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