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みやびの世界にようこそ。
こちらのお話は もちろん もちろんのフィクションです。 みやびの 想像の世界のお話ですよ。 事実ではございません。キッパリ! あら?どこかで見聞きしたようなお話? なんて思われても それは きっとね 気のせい。うふ。 時々 不適切な表現があっても そこはやさしくお許しを あ、ちなみに 後半の詩は 一応 みやび 詩人ですし 詩 書いちゃってるんですけど 物語のちょっとだけの伏線ですの。 では みやびの世界を くすっと 笑ってくださいな。 にほんブログ村 *** 実は、地味パトさん。 「お仕事できますぅ~」オーラをバシバシ出しながら、ちょっとしたところでミスが多く、 どの部署でも「うちの部ではイリマセン」とか「使い物になんないんだよね」などどの理由から、 「このオバサンいらない」言われ、 タライ回しをされ、ようやくたどり着いた先が庶務課です。 なぜ庶務課い落ち着いたかというと・・・ 理由その1、所属の女子社員ちゃんがまだ若く「このオバサンいらない」と言えなかった。 理由その2、庶務課の課長がめちゃめちゃ人が良く「このオバサンいらない」と言えなかった。 理由その3、庶務課には「ショムニ」という必殺技が使えた。 というわけで、庶務課に地味パトさんを押し付けられたのでした。 庶務課の女子社員ちゃんは、社員の方々のさまざまな手続きとか、いろいろと忙しく真面目なお仕事なのですが、 地味パトさんといえば・・・ 「お客様にお茶を出してください」 「麦茶を作っておいてください」 「コピー用紙を倉庫から出してきてください」 「トイレットペーパーの補充をお願いします」 「郵便物をポストに出してきてください」 たまにどうしようもなく忙しいときに、 「郵便局で切手を買ってきてください」 「コンビニで支払いしてきてください」 ってのもありますが、 信頼ないので、あまりお金を持ち歩いて欲しくないところが実態です。 そして、ショムニのお仕事と言えばコレ! 「トイレの電球が切れたので替えてくれます?」 というような、完璧、ショムニのお仕事なのですが、 「私は会社のカナメの庶務課所属」といって、地元のママ友さんなどに言いふらして、大きな顔をしているらしいのです。 とんでもない勘違いを堂々としているところなんぞ、さすがズーズーしさ横綱級です。 さらに聞いたところによると、地味パトさんは地元のママ友さんの間のボスママらしいのです。 そんな地味パトさんと一番距離の近いところにいる庶務課の女子社員ちゃん。 今までにないディープなネタを握っているような予感がします。 さっそくラインを読んでみましょう。 <みやびさん、私は困っています> はて?今までの女子社員の皆さまからのタレコミは <見てしまったのです> から始まるものばかり。 それなにに、庶務課女子社員ちゃんは、お困りとのこと? 何にお困りなのでしょう? <最近やたら会長がうちに課に来るんです> <たいした用事じゃないんですけど> <ボールペンくれ、とか> <地味パトさんの出勤日だけなんですけど> <何度も来ます> 会長と地味パトさんの庶務課とはフロアが別々。 会長室はみやびの経理課を同フロア。 そう言えば、最近、やたら会長室から出歩く後ろ姿を見ていたのですが、ほとんど気にしていなかったことは確か。 なるほど、行き先は地味パトさんのところでしたか。 さらに庶務課の女子社員ちゃんの愚痴は続きます。 <最近、会長が、キモイんです> なになに? 会長は庶務課で何、キモイ動きをしてるんですか? 読み進めてみると、みやびとチバちゃんは呆れるを通り越して吐きそうです。 げっそり。 つづく。 *** 「耳を澄まして。」 耳を 澄まして こゝろを 鎮めて そして ようやく 聞こえる くらいの ちいさき 声で きみだけに ようやく 聞こえる くらいの 溶けそうな 声で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.19 07:54:08
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