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素敵なこと、京都から。

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May 29, 2010
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ここ数日、頭痛に悩まされていた。

起因となる心当たりが
いくつかあったから
なんとなく薬を飲む気になれなかった。

痛みの周期につれて思う。

私たちは、
この痛みから逃れる術を
お金で買う事ができる。

その白いタブレット2つで
先までの切実な痛みを
忘れてしまう事が出来る。


昔の人はどうだったんだろう。

ちょっと昔、
頭痛持ちの母は、
場所が変わると横になっていた。
ある時、旅先で参ってしまった時、
海辺の宿で寝ている母に
無口な父が買ってきた
「ケロリン」の包装紙が
今でも印象的に記憶にある。


それよりもっと昔、
薬など無い時代、
それでも頭痛はあっただろう。
その痛みに、
人はきっと耐えるしかなく
この痛みも
「痛み」のカウントには
きっと加えてもらえなかったかもしれない。

強い昔の人たち。

痛みから解放されることは
決して悪いことではないが、
あまりにも安易に
薬を飲むことに抵抗がある私は、
痛みに立ち向かった昔の人を偉大に思う。

そして
その痛みを超えて来た人だけが
作りだしたものは数知れず、
耐えて、辛抱することが
何かを生み出す強さに繋がると。


現代はどんどん便利になり、
その分、人は弱くなったように見える。



iPadnoの発売の映像をみながら
ある評論家がつぶやいていた。

探す情報に簡単に届くことは
とても便利で効率的なことだが、
その情報を得るためにした回り道や
道すがら考えた思慮深い事が
その情報と結び付くストーリとなるのだが
短絡的に出てくることも
いかがなものかと思う。

便利と効率は
実は危険と背中合わせなのかもしれない。
大人が伝えていかなければ
子供たちは知らない社会を形成する。

耐えることで生まれる強さを
何処かに置き去りにしてはいないだろうか。

そんなことを考えていると
また頭が痛くなってくる(^_^;)。。。。。














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Last updated  May 30, 2010 02:03:12 AM
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