･･･こころのひとしずく･･･

お稽古は昨日だったんだけど。

とても印象深い出来事があった。



最近、防具をつけ始めた小学２年生の女の子がいて、
剣道が楽しいらしく、とても頑張っている子。

…って実は、お母さんは剣道の段有者で、
お稽古でも、先生という立場の人。
…の割にはまだ若いので、お稽古以外だと日常会話もちゃきちゃきしてる。


その娘さんなんだけど、
お稽古前に突然泣き出してしまった。

始めはケンカでもしたのかな？とか思っていたんだけど、
どうやら、様子が違う。
お母さんも、いつまでも泣きやまない様子にイラッとしている感じだったので、
どうしたのかな？と聞いてみたら、
たまたま竹刀を忘れてしまって、同学年の男の子の竹刀を借りることになったらしい。
それが悔しいらしく、プライドにカチンッと来てしまったとの事。


そ～か～。
小学２年生でも、そういうプライドをもっているんだなぁ…。
とちょっと感心。


…と、感心して、それでお終いって訳にもいかなかったので、
少し二人で話してみることにした。


おばちゃんも忘れ物くらいするよ～
とか、
みんなだって忘れ物するんだから、○○ちゃんだけじゃないんだよ～
…とか。

１０分くらいかな？色々話してみながら、
初めは、もう私駄目～みたいな感じだったのを、
これからお稽古するよ～くらいまで復活させることができた。
指切りげんまんもできたから、もう大丈夫かな？とお終いにしたら、
その後のお稽古は何事もなかったかのように、参加しておりました。
「何かあったら、おばちゃんの所に飛んでくるんだよ！話聞いてあげるから！」
って〆の言葉が良かったのかどうなのか解らないけど、
まずは解決。よかったよかった。



本当に子供達と話しているのって、色々発見があって毎回ビックリする。
え～こんな事考えているんだ～とか、
こういう風に見ていたんだ～とか。

自分の再発見にもなるから、勉強にもなるし。



そういえば、昨日の日記にも書いた絵を、
お稽古に持っていって、子供達に見せたら、
私はそれぞれのモデルのイメージを元に描いていたんだけど、
子供達には、単純に体格で判断して、
「これは太ってるからＫ先生！」
「これはスマートだからＳ先生」
「こっちのこのポーズはＴ先生！」←これだけ正解。
そんな感じ。

う～～～ん。。。
大人以上に、子供は大人の外見を観察しているんだなぁ…と。
そういう意味では、今後の絵を描く参考にもなりました。。。





そうそう、その絵なんだけど、
スキャナで読み込んでレタッチすれば治るらしく、
剣友会のＨＰに使用したいので、修復してあげるって言ってくれたので、
剣友会のＨＰ担当の人に預けて修復して貰うことになりました。

なんとか、画像データとして、元に戻りそうです。
一安心。



…治ったら、そのうちこのブログにもUpしてみようかな？

……なんて思ってます。。。



さて、どうなるかな？