･･･こころのひとしずく･･･

基本的に、梅酒が好きです。
けど、市販の梅酒は買ったことありません。
毎年自分でホワイトリカーとブランデーの両方を仕込んで、チビチビ飲みます。
余計な添加物とか、余計な味付けのない、素直な味に慣れてしまうと、
面倒でもやめるわけにいかず、しかも毎年どんどん量も増えて行くのは当然の事態。

そこで発生する、梅酒を作っている人なら誰にでも立ちはだかる壁が、梅酒の残った梅。
梅酒の残った梅の再利用方法については、毎年のように頭を抱えるテーマの一つですね。

酒以外の、梅サワーとか、梅シロップの梅は、全部そのまま食べて消費しているんだけど、
梅酒の梅って、結構アルコールの臭いが気になってしまって、
よくある「そのまま食べる」なんて、私にとってみれば、とんでもない話。
それでも去年までは、ジャムにしていたんだけど、
けっこうな時間煮込んでも、アルコールの臭いが鼻について私は駄目。
しかも、もともと御飯党の家なので、ジャムにしたところで売れ行きも悪く、
結局は半分以上カビらせて捨ててました。

ジャムにしたところで、アルコールが飛んだものの、残っているお酒の苦さが苦手だった状態。
そんな感じだったので、定番の甘露煮、ゼリー、パウンドケーキとかは作る気もなく。

去年実験的に、ハチミツに漬けてみたんだけど、これはそれなりに「お酒」として飲めました。
味は、梅酒同様、薄めて飲むんだけど、少し甘いんだよね。…まぁ当然の事ながら。
でもこれはこういう物だと思えば、アリかなと。

でも、本音はお酒としてではなく、普段口に入れられる物が作りたいトコロ。
しかも、今年の完成予定では、梅酒だけでも10kg以上の梅が発生するハズ。
それを全部ハチミツに漬けるわけにもいかない。

なので、色々調べまくって、なんとか見つけだしたのが、醤油漬けと味噌漬け。
特に醤油漬けは、既に毎年、生梅を使って梅醤油を作っているので、比較するのにちょうどいい。
完成すれば、醤油が梅風味になって、お刺身食べる時に使うとさわやかになるし、
残った梅はみじん切りにして、素麺の薬味替わりに使うと、口触りが凄く良くなる。
まぁ、既にアルコール漬けになっている梅が、そこまでできるかと言うと難しいと思うけどね。

そんな訳で、早速、先日空になった一昨年の梅酒瓶の中から、まだ堅くない梅を少量選んで、
空き瓶に。その上から醤油をドボドボとヒタヒタ程度まで投入。
　←見えにくいけど、ぎっしり梅が詰まってます。
さすがに生梅よりは風味も味も落ちること必死なので、ニンニクを数欠片入れてみてみました。
もし万が一アルコールが抜けなくても、醤油だったら目立たないし、
料理に使っちゃえば、逆に日本酒替わりのアルコールになるハズ。
何もしないで捨てるよりかは、何かをして失敗する方が、まだいいよね。

とりあえず、マメに様子を伺って良い感じだったら、梅酒瓶が空く度に作っていこうと思います。
状況次第では味噌漬けもやってみようかと思ってるけど、これに関しては、もう少し様子見で…。

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　←主に炭酸割りで嗜んでます^^

　←梅ジュースは夏バテ防止に。残った梅も美味しい。