2007/03/29(木)00:57
バックハウスの32番
最近、結構イライラしています。
仕事で、ですが。
ただでさえ忙しい年度末によその課の仕事まで降ってくるは
新年度からの新部署からは「あれもこれも」と言われるはで、
「俺にどうせいっちゅうねん!」
と激してしまうことが2度や3度ではありません。
「いかんいかん、冷静になれ」
といつも自分に言い聞かせているのですが、
ついつい言葉が乱暴になったり、
書類をバタン!と机の上に叩きつけたり
受話器をガチャン!と強く置いたり
パソコンのキーボードをダダダダダ!と必要以上に強く叩いたり
しています。
(今日の夕方、ついにキーボードのスペースキーが壊れてしまいました。)
お恥ずかしい・・・
毎夜毎夜、反省はしているのです。
でも次の日にはその繰り返しになって・・・
昔は自分で冷静なつもりだったのですが、
只単に感情を押し殺していただけだったのでしょうか。
それとも、感情を表現することができなかっただけだったのでしょうか。
いずれにしても文字通り「頭に血が昇る」のを自分でコントロールできなくて、
毎日毎日、失態を繰り返しています。
うちの課長は言います。
「怒るのはやめたんだ。自分が損するだけだから」
僕ももっと歳を取れば、そのような分別が身についていくのでしょうか。
さて、バックハウスの32番。
ベートーヴェンとバックハウス。
ベートーヴェンの生き写しのようなバックハウス。
ピアニズム、という言葉よりも、「精神」という古めかしい言葉が似合う
たとえフォルテであっても、静寂な音。
まるで寺の庭園にこの身があるように、落ち着きを取り戻すことができます。
僕は、第2楽章の「孤独なワルツ」が好きです。
この世のあらゆる悲しみも、この世のあらゆる楽しみも、
むなしさのなかに きえてゆく
告白すると、僕はペシミストです。
ネクラなんです。
だからブラームスが好きなんです。
ところで、話は全然変わりますが、
「グッジョブ」ミナミ役の市川実日子はかわいいですね。
以上。