テーマ:こわーいお話(348)
カテゴリ:その他
霊感というのは、人によって程度の差があっても全くゼロの人は存在しないと
思います。霊感っていわゆる第6感だと思うのですが、人間である以上、 この感覚は必ず持ち合わせているはずです。 例えば、霊感の程度が違う人間が同時に同じ心霊スポットに行った場合、 能力の高低によって、同じ時間に同じ場所にいても、見えるものや分かることは 違うということになります。 これを実感したのが、京都の有名な心霊スポット清滝トンネルでのお話。 実はツキは、多少霊感がある人間なので、今までの人生で何回も妙なものに 関わってしまったことがあるのですが、清滝は、いちばん恐怖を感じました。 もし、おもしろ半分に行こうと思っている人がいるなら、絶対ヤメた方が いいです。あそこは、そういう気持ちで近付いてはいけません。 望まずに妙なものを見てしまうことが多いぶん、私は決して自分から 心霊スポットへ行く人間ではありません。当時、京都に住んでいた私は、 清滝トンネルの噂は知っていたので普段は避けてはいたのですが、 ある日、流れでそこを通ることに・・・ その日、私はバイクだったのですが、トンネルに入った途端、ものすごい空気の 違いを感じました。押し潰されそうな圧迫感なんです。 真夏に炎天下からクーラーの効いた店内に入るとき、店の入り口で、明らかな 空気の違いを感じませんか?ちょうどあんな感じです。明らかな空気の違いを 私の体、感覚、心全てが感じているんです。 圧迫感から、何か上がヤバいと感じた私が、ふと天井を見上げると、そこには 私を見下ろす無数の人、人、人。。。 それ程長いトンネルではないのですが、トンネル抜けるまで生きた心地が しませんでした。 清滝トンネルのもの達は、今までツキが見てきたものとは違うんです。 うまく言えませんけど、多分、あそこの心霊スポットとしての歴史は相当 長いと思います。なんか、霊が霊に誘われて、どんどん集まってくる場所の ように感じました。 後日、ツキよりもっと霊感の強い人にこの話をしてみたら、その人も 言っていました。「あそこは行くものじゃない。」 その人には、もっとはっきり見えていて、天井のもの達は体育座りのような 格好をしているものが多かったそうです。 そして、その姿勢から、あのトンネルの上は以前土葬が行われていたのでは ないか、と言っていました。 土葬をする時、人間を体育座りのような姿勢で瓶にいれますよね。 この話を聞いて、私は二度とあそこは通るまいと誓ったのでした。 怖いもの見たさとは恐ろしいもので、ツキから、この話を聞いたバカな友人3人は 清滝トンネルに肝試しに行って、ヒドい目にあっていました。 トンネルに入った順に原因不明の高熱が出て、寝込む結果に。。。 興味本位で、心霊スポットには近付くなということです。 あと、京都で恐怖を感じた場所は、嵯峨野の化野念仏寺。 観光スポットとして紹介されていますが、多少霊感のある人は、気持ちの 悪い思いをするかも。 そして、これから夏に向けて、肝試しのシーズン。自業自得か或いは、偶然 この世のものではない方に遭遇してしまった人のために、ひとつアドバイス。 これも、前出のツキより霊感の強い人間に聞いた話なのですが、 そういう場合は、ちゃんと自分を持ち続けることが大切なんだそうです。 興味本位でわざわざ心霊スポットにやってくる人間には、霊達も興味を 示します。そこで、憑かれないためには、自分はこの世の人間、相手は あの世のもの、という認識を相手に示すことが必要なんだそうです。 がむしゃらな恐怖は、かえって霊を呼び寄せますから。 まあ、いちばんいいのは、好奇心や怖いもの見たさで、そんな場所に 近付かないことなんですけどね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他] カテゴリの最新記事
|
|