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カテゴリ:本のはなし
今、思うところあって「赤毛のアン」を再読しています。
楽天仲間のMaman.mさんやダイナのお友達に「腹心の友」の面影を見たためなんですけども・・・。(笑) 実家に帰れば子供のころにおねだりして買ってもらったのがあるんですがそれを取り寄せてる暇もなかったので図書館で新潮文庫版を調達。 そして通勤時間を利用して、本当に何年かぶりに100年以上前のカナダの田舎町に大きな青い瞳の赤毛の少女を訪ねました。 私の場合はアニメで親しんだのが最初です。 ですが、大人になってから読むアンも色々な発見があってたのしかったです。 最近『エマ』から始まってヴィクトリアンの生活についても色々知識を得たので衣装や生活習慣などについてはより深い理解を得られましたし、食べ物についても自分でお菓子や料理を作るようになったのでより深く想像することができました。 アンの失敗の突拍子もなさにも再度びっくりしたりして。(笑) 既婚者で子育てしている身としてはレイチェル・リンド夫人の石板事件の際のマリラへのアドバイスやルビー・ギリスが自分の父親について語っているシーンにミョーに感心してしまったりしていました。 子供のころには絶対見えなかった視点です。 訳も少し言葉遣いが古風ではあるものの、下手な訳のミステリを読むよりはずっとたのしく、す~っと心に染み入ってきて心がとても元気になりました。 やっぱり、アンブックスは素敵です。 今度はアンが読んでいた古典に挑戦してみようかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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麗月さん、こんばんは。
『赤毛のアン』懐かしいです。村岡花子訳の新潮文庫版、全巻持ってます。 作中の英文学について、詳細な註がついている松本侑子訳もいいですね。 早く松本訳で全巻出ないかしらと思っています。 (集英社文庫で、『赤毛のアン』のみ松本侑子訳が読めます。 『アンの青春』も出ているのですが、いまだ文庫化ならず。) 私も、最初に触れた『アン』はアニメでした。 アニメのダイアナの髪型に憧れて、幼稚園の頃に母親にねだって お下げ髪を輪にしてリボンをつけてもらったりしてました(笑)。 『赤毛のアン』でアンが黒髪に憧れているのを見た時は 幼心にカルチャーショックでした。ええっ!黒髪って、素敵なんだ!! 絵本のお姫様は(多分かぐや姫と白雪姫を除いては)皆金髪巻毛で、 日本の女の子である私ははなんで黒髪なんだろうと 思ってましたから(今は私、黒髪派なんですけどね)。 その後村岡訳で全巻読んで、更に西洋占星術を始めて モンゴメリが太陽射手座月乙女座(私の太陽・月と同じ) だと知って、好きに拍車がかかってます。 …ところで、アンって目が青かったんでしたっけ。 灰色だったような記憶があるのですが。 (2006年02月24日 00時53分40秒)
歌織@星見当番さん、ご無沙汰してます。
私の持ってるのも村岡花子さんの版のです。 松本さんの版は未読なんですが、細かい註があるとのことで、一度読んでみる価値はあるかなと思いました。<松本さんは自著『物語のおやつ』の中でもアンに触れてますよ~ 星見さんはアニメやってらしたころが幼稚園ですか?・・・参ったなぁ。 私はすでに小学生でした。(笑) ちょうど子供の本から大人の本への移行期で、よいタイミングでアンに出合った訳です。 星見さんはアンを絵本のお姫様と同じように見ていたんですね・・・。あの茶色のドレスとか、白い寝巻きには私も憧れました。 もっと憧れたのはレヤーケーキや鶏のまる焼きでしたが(笑)その影響で今があると言っては過言ではないでしょう。 >その後村岡訳で全巻読んで、更に西洋占星術を始めて モンゴメリが太陽射手座月乙女座(私の太陽・月と同じ) だと知って、好きに拍車がかかってます。 おお~・・・だからなんですね。 星見さんの文章にそこはかとなくいつもユーモアが漂っているのは・・・。 >…ところで、アンって目が青かったんでしたっけ。 >灰色だったような記憶があるのですが。 ご指摘ありがとうございます。 ええ、灰色です。 アニメの印象で青いと思ってました。 (2006年02月24日 01時23分38秒) |
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