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テーマ:着物生活を楽しく♪(1692)
カテゴリ:和の催し、和芸等も
仕立ててから2.3年経ってしまった猫柄の帯。
やっと締めて出かけた。 ずっと探して、何度も馴染みの呉服屋に足を運び、 とうとう、気に入った顔の猫たちに会うことができた。 当時、よくあたくしの好みを知っていてくれた店の主が、 「こうなったら、作家に描かせましょう」 と言ってくれた物だ。 本当に描かせたかどうかは、もう分からないが・・・・・ とても気に入って、仕立て、箪笥のてっぺんに置きっ放しだった あんこさんが塩瀬の帯を締めてらっしゃると伺ったので、 たまたま一昨日、箪笥の上から落ちてきたその帯を締めることにした。 着物は・・・やはり、仕立ててから一度も袖を通さなかった結城。 時期がねぇ。 何となく帯つきで歩きたいのよ、この着物。 でも、そんなときは平織りの紬を着て居たい時期と重なるの。 そんなで、もう15年ばかり肥やし状態だった 先だって着物を畳んで整理したときに、 「結城紬」の引き出しの一番下にペタンとなって、隠れていたとこを見つけ出した。 ヨカッタ、このまま埋もれていたら可哀そうだモノ・・・・ 近衛家の至宝。 とても素晴らしかった。 ほとんどが軸や書簡などの「書」ばかりだったからか、 徳川展のときのような大混雑ではなかったので、 じっくり拝見することが出来た。 特に書き写しが・・・・ 紙の虫食いまで写してらっしゃる。 気迫が伝わってきた。 ちょっとだけだが、茶道具のお仕服やお軸の表装などの裂地もあり、 胸がワクワク。 大切に大切に保存なさってらしたのだなぁ・・と(遠い眼) 藪では、ちょっと樽酒も お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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