Astorgaサンティアゴへの巡礼路 その第5夜Leon(レオン)《306.8km》→Puente Y Hospital de Orbigo(プエンテ イ オスピタル デ オルビゴ)《274.7km》 32.1km→ →ASTORGA(アストルガ)《258.5km》→RABANAL DEL CAMINO(ラバナル デ カミノ))《237.9km》 36.8km レオンから西40kmは、カスティーリャ・イ・レオンといわれる平原地帯。最初は15人くらいの大勢の集団であったが、コースが2手に分かれるのと、長い距離のためコースに沢山あるアルベルゲに散っていった。 およそ、この間、LeonからPUENTE Y HOSPITAL DE ORBIGOまでの32.1kmは1日の行程で長いほうであるというのに、同行した3人はもっと先のAstorgaまであと18.3kmを歩くという。 スペイン人の兄弟とはここで分かれた。足に早くも豆ができてしまったため、足を引き摺りながらrefugio(救援所)といわれる巡礼宿に辿り着く。あとで、わかったことであるが、街道沿いにあった、アルベルゲが交通の便が良かったようである。 Refugioまではなんと1.5kmくらいあり、結局翌朝の行程もこの分長く歩かねばならなかった。 Puente橋 Hospital de Orbigo caminoには、中世からある橋をわたることが多い。 Hospital de OrbigoのPuente橋 。 石造りのため長い年月保存されるようで、日本のように木の橋がほとんど残っていないのにくらべうらやましい限りである。 Crucero de San ToribioからAstorga遠望 街道沿いの道。野原の向こうに浮かぶ十字架の姿があった。 聖トリビオの十字架(Crucero de Santo Toribio)である。十字架の周りにはベンチも置かれ休憩の場所として提供されていた。 突然目の前にAstorga(アストルガ)の町が見えてきた。 この場所から息を呑む光景があった。 単調な丘陵の歩行にもこういう仕掛けが用意されていた。 前を行く2人、ともにスペイン人であった。左側の女性とは、このあとSantigo de Compostela 、その先のFinistera(フィニステリア:ガリシア語)まで同行することになろうとはこの時点ではまだ未知の人であった。 右の男性とは2日間おなじであったが、途中我々が道を間違えてしまったことから、その後会うことはなかった。 上の絵はPuente Y Hospital de Orbigoの橋のたもとから(70° pm2:30 Google Earth 地名=Hospital de Orbigo 42.465600,-5.879064) 下の絵はCrucero de Santo Toribio(聖トリビオの十字架)からのAstorga遠望(270° am9:00 Google Earth 地名=San Justo de la Vega 42.453864,-5.999844) 眼下の村が、San Justo de la Vega 、丘の上が、Astorga。 Google Earthのpositionを掲載しています。North,Eastは+、South、Westは-記号がつきます。Search ウィンドウに 北緯、西経をいれると少しずれるようです。地名をドラッグして入力してみてください。)、 |